「人の嫌がる職業は金になる」は大嘘!避けるべき底辺の仕事ばかりだ!

こういうことを言ってるやつを鼻で笑いたくなる

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
よくブラック企業の経営者って、だいたいみんな口をそろえて
 
 
「人の嫌がる仕事は金になるんだ!」
 
 
と言ってる光景を目にしてきました
 
不思議なことにブラック企業の経営者は全員口をそろえて同じことを言っており、似たような傾向があるなと・・・
 
 
結論から言うと、実際はそんなことは一切なく、こういうことを口にしている経営者も会社も実はそんなに儲かっていないということが多く、実際に働いていた様子だといつつぶれるかわからない零細企業ばかりでしたし、利益がないからブラック企業になって従業員を絞って生きてるようなところばかりです
 
 
人が嫌がる職業って、本当に儲からないゴミみたいな底辺職しかなかったですし、こういうブラック企業の経営者の口車に乗せられて騙されてしまうと一生底辺のままで過ごすことになります
 
今回は人が嫌がる仕事はどうしてお金にならないのかということについて記事を書いていこうかと! 



「いやなこと」そのものにはお金は発生しない

まず第一に、人が嫌がるようなことそのものにはお金は発生しないということです
 
人が嫌がることだけを脳死でやってたらお金が入るなんてことはないのですよ
 
 
例えば
 
「ゴキブリの群れに手を突っ込む」
 
とか
 
「山でヒグマに襲われる」
 
とか
 
「鉄が煮えたぎる溶鉱炉の中に入る」
 
とか・・・
 
 
挙げればきりがないと思いますが、こういう行動ってぶっちゃけ世の中の大半の人は絶対に嫌がるような行動だと思いますが、それをやったからと言って報酬が発生するってことはありません
 
なので「なぜ職業として嫌がられているのか?」という部分に目を向け、その原因がわかるまで分解しないといけません
 
 
少なくとも、人が嫌だと思う行為をやればお金が発生するなら世の中いろいろとやりたい放題でおかしいことになってしまいますからね
 
よってこの時点で「人が嫌がることがお金になる」というのは大嘘なのです

 

きつくて給料安くて・・・とメリットがないから嫌がられる

そして人が嫌がる仕事というのを見ていると、はっきり言えば嫌さ加減と待遇が割に合わないからです
 
 
もし仮に普段から私がけなしまくっている底辺職と呼ばれるような介護や工場といった仕事でも、年収が1億円を超えるってのなら嫌な仕事ではなく大人気職になるでしょう
 
人が嫌がる仕事ってのは、きついくせに稼げないというダブルパンチ、もしくは人間関係の悪さや命の危険などなど・・・ほかにも負の要素がたくさんあるからなんです
 
 
更に言うと、人が嫌がる業界ってのは、利益の総量の上限がすでに安いものであり、利益や収入を伸ばすといった行動もしづらく、はっきり言えば将来性もないのです
 
工場勤務なんかでも作るモノの単価がリアルタイムでどんどん下げられ、たくさん作ってしんどい思いをしてるのに利益は減ってる・・・なんてことも珍しくありません
 
 
人が嫌がる仕事をやってるやつで、金持ちだと感じる人間がいないのはそういうことなのです 

肝心なのは「需要があるのに出来る人が限られる」ということ

お金が儲かるかどうかというのは、人が嫌がるかどうかではなく「需要があるのにできる人が限られている」ということなんです
 
需要と供給のバランスが、完全に需要側に崩れている業界がやっていれば儲かる職業なのです
 
 
弁護士なんかいい例で、昔は難関試験を突破する人が少なかったので需要の割に供給が少なく、高額の利益をぼったくることができました
 
しかし今は試験なんかも緩和され、世の中に弁護士がかなりあふれ出てしまい、難関資格だったものを持ってるのにも関わらず生活保護レベルしか稼げないという人もかなり多いです
 

 
多分ブラック企業の経営者的には「人が嫌がる仕事はそれだけやる人間が少ないから供給が少なくてチャンス」ということを言いたかったのかもしれませんが、少なくとも日本は職に困ってるような人間であふれかえるくらい人口が多すぎる国なんです
 
それに伴い、どんなに人が嫌がる仕事でも単純労働であればそれしかできない連中がゾンビのごとく押し寄せるので、完全に需要よりも供給が圧倒的に勝るので、それで値崩れを起こしやすいのですよ
 

終わりに・お金を儲けたければ需要と資金力がある業界を目指そう!

そういうわけで、人が嫌がる職業ってのは、労力と賃金が合わないクソ業界だからこそ嫌がられているので、そういう業界はやる価値がありません
 
人が嫌がることが金になるってのは、せいぜい昭和くらいで男性しか労働市場におらず、圧倒的に労働力が不足していた時代だけです
 
 
確かにそのくらいの時代であれば、その理論も正しかったのかもしれませんが、今は昭和どころか平成を通り越して令和になり、働く人間が多すぎてあふれて落ちこぼれまで出てるくらいです
 
 

そういう意味では「いやなことが金になる」とか言ってる経営者は時代遅れのバカといっても過言ではありませんし、ある意味では時流を読めないバカがやってる会社だから利益を出せずにブラック企業になっているという証明でもあるので、自分から地雷だとアピールしてくれているのはわかりやすくていいのかもしれません
 

いやなことが金になるのは昭和までであり、今の時代は嫌がることは底辺の証であり、本当に目指すべきは需要と供給が需要側に崩れている業界だけだと断言できるので、そういう職業を探すべきです 



 
 

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