危機感を持つように強要してくる環境は辞めるべきバカ職場の特徴だ!

危機感を持つのはフリーランスや経営者であって労働者ではない

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
仕事をしていて
 
 
「危機感を持って仕事をしろ!」
 
 
という説教を食らったことがある人って多いと思います
 
なんか「もっと頑張れ!」的なことを言ってるとは思うのですが、どういった行動をしろということを具体的には言ってないケースってのが多いなと感じます
 
 
結論から言ってしまうと、こういう危機感を持つように強いてくる職場ってのは例外なく辞めるべきバカ企業の特徴であり、大半がブラック企業のそれといっても過言ではありません
 
今回はこの危機感をやたらと持つように言ってくる職場はどうして危険なのかということについて記事を書いていこうかと!



意味は短距離走のペースでフルマラソンを走れということ

よく「危機感を持て!」と言われながらも、なんとなく意味は分かるけど実際に聞かれてみると明確に言葉にできないという人は多いと思います
 
これって要約すると「短距離走並みの全力ペースでフルマラソン以上の長距離を走り続けろ」という無茶な要求だったりします
 
 
これについてはストレスということからお話しないといけないのですが、現代では悪とされているストレスも、実際は危機を察してその危機を逃れるためのリミッター解除みたいなものです
 
普段からそのペースで行動をすると体をぶっ壊すけど、そのぶっ壊す以上の危機があるから一時的なブーストとしてストレスがあります
 
 
そして危機感を感じるというのは、そのストレスが最大値であり、一時的なブーストも最大出力になり、瞬間値の力だけ見れば最強と言っても過言ではありません
 
しかしそんなものは短時間の一瞬だけやるから許されるものであり、それを常にやり続けるということは確実に体を壊します
 
 
 
このことから「常に危機感を持て」というのは、体を壊れる限界まで全力で仕事をしろと言ってるようなものであり、それが終わりなくいつまでも続くようなものです
 
はっきり言って一時的に頑張っても抜け出せないのであれば環境そのものが狂ってると断言できる環境なのです
 

危機感を持って仕事をして体を壊しても会社は責任を取らないし取れない

その危機感というのをもって常に全力疾走を際限なく続けることで、確実に体は病んできますし、最悪死に至ることも珍しくありません
 
この記事を書いてる前日に、連日仕事続きだった友人の親が脳出血で倒れて意識不明になるという重症になったこともありますが、会社はそういう状態になっても何もしません
 
 
というか魔法の世界であれば回復魔法とかあったりするのかもしれませんが、現代ではそんなものもないので、壊れてしまってからでは会社は何もできないというのが正しいのです
 
 
危機感を持たせて過剰に搾り取った利益はすべて会社のものになってしまうのに、それによって受けたダメージはすべて自分のモノってのははっきり言って納得できるものじゃないといえます
 
危機感なんてのは「限界以上で体をぶっこわれるまで過剰に働け!」という命令を下すと大問題になるから、それっぽい言葉を使って隠語にして脅迫してるようなもんなんですよね
 

危機感を持つように言ってくる職場は職場そのものが危機だったりする

そして私自身も危機感を持つように強要された職場がいくつかあるのですが、そういう職場って比喩でもなんでもなく実際に会社がつぶれかかってるくらいの危機に陥ってる職場がとても多いです
 
この時点で働く価値がない環境であるということを断言できますし、どうせ潰れる会社であればとっとと死んでしまったほうがいいので無理に延命させる必要はありません
 
例えるなら老衰で明日死ぬかもしれないって年寄りに、無理矢理栄養だのぶちこんで延命させるようなものであり、お金はやたらかかるのに生産性からみて費用効果はないに等しいのと同じことです
 
 
そういった明日つぶれるかもしれないって会社であれば、当然待遇なんかも最低でしょうし、ブラック企業になって労働者から搾り取らなければ生きていけないような組織になってるのです
 
であれば危機感を持つとかで崖っぷちではなく、もはやもう崖の下にいて手遅れな会社になってしまうので、そんな会社を無理して延命させるために自分が犠牲になる必要なんかないのですよ
 

終わりに・危機感よりも安心感がある職場を目指すべきだ!

危機感を持つというのは、経営者や個人でやってるフリーランスなどが持つべきものであり、労働者が持つようなものではありません
 
むしろ労働者に必要なのは危機感ではなく、その逆である「その組織に居続けても問題がない」という安心感であり、そのほうがのびのびと力を発揮しつつ長く働けるので、時間という軸を見たときに最大利益になりやすいのです
 
 
危機感を持って無理したところで、労力から見た費用効果は薄いものですし、そのわずかの利益のために残りを全部ふいにするようなことをやってる企業がバカと言わずして何と言えるのでしょうかって話なんです
 
そして危機感を持たなければならないほどに衰退した企業は働く価値がないので、そんな死にぞこない組織はとっとと見捨てて新しいまともな職場を探すべきなのです



 
 

 

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