職場で認められようとしても何のメリットもないよ？
どうも！数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです！
たまに仕事は金を稼ぐものだとか口で言いながらもなんだかんだで仕事で認められたいというやつを見かけることが多いです
他人から認められたいということを世間では「承認欲求」という言葉でいうのですが、仕事でこれを持ってる人間は多いです
しかしこの承認欲求というのは仕事では満たそうとすると消耗するだけで全く意味がありませんし、満たす必要はないといえます
最初に一言で言ってしまえば自分からやりがい搾取をされに行く豚みたいなものだと言えますね
今回は承認欲求というのは仕事ではどうして満たそうとしてはいけないのかということについて記事を書いていこうかと！
職場で認められても給料は一切増えない
まず第一にこれが断言できるのですが、仕事でいくら認められたとしても給料というのは一切増えません
歩合制であれば話は別かもしれませんが、それでもやった仕事内容に応じて増えるものであって承認されたかどうかというのは全く関係がないのです
承認欲求を満たしたいと思ってる人の中には、単純に認められて気持ちよくなりたいという人と、他人に認められることで給料が上がるかもしれないという給料を増やす方法としてはき違えているかのどっちかの人種が多く、体感では前者が1と後者が2くらいの割合だなと
しかしそういう人がいくら承認されても給料が増えず「まだ認められ足りない」と勘違いして消耗し続ける人が多いのです
給料なんてのはどれだけ頑張ったかということではなく、所属する組織と給料体系以外の要因はないと言えます
会社からすればいくら頑張っても「こいつはこの程度の給料でどんどん働くとかバカだな」くらいにか思われてないので、そういう意味で頑張っても疲れるだけでしかないのです
一度承認されると次のハードルが上がって難易度が上がる
一度承認欲求というのが上がってしまうと、次に承認されるためのハードルというのはどんどん上がっていきます
「これくらいの仕事がこなせるなら次はもっと行けるだろ」みたいな感じでどんどん難しくて量が多くなっていくのです
しかも厄介なのがこうしたハードルはどんどん高くなる一方で、認められる面でもどんどん最初と最後のほうでは褒められたりすることもないでしょう
例えるなら赤ちゃんってのは立ってしゃべるだけでも周りからちやほやされますが、成長していくにつれてそんなことはできて当然って感じであしらわれるあんな感じなんですよね
更には要求水準がどんどん上がっていくのにも関わらず、一度失敗しただけで今まで積み重ねた実績がなかったことになり、失敗した事実だけ責められていきなり承認っぷりがマイナスということも珍しくありません
日本の組織というのはどれだけ頑張ったかという加点方式ではなく、どれだけミスをしていないかという減点方式が多く、たとえ1万のプラスがあっても1つのマイナスがあればそれだけでクソみたいな扱いを受けてしまうことになりかねません
承認されるかどうかは他人の都合によるもの
そして承認されるかどうかというのは、自分自身が決めることではなく他人が決めることなんでとても難しいです
自分のことであれば自分が頑張ればいいだけなんですが、他人が絡むことというのは自分がどれだけやっても無理ってことが多々あります
よくあるのがどれだけ同僚に好かれていたとしても、評価する上司一人に嫌われていて何をやってもマイナスにしかならないということだったりも珍しくないのです
そして承認欲求を欲しがる人間を見て気が付いたのですが、大体の人間が自分に自信が持てず、他人から認められないと自我が維持できないような人間が多いです
そんな人間って以前から他人にこき下ろされてきたせいで自分に自信がなくなり、他人の承認にすがるようになった承認欲求の奴隷になってる人間ばかりなんですよね
正直他人からの評価なんかされたところで自分のメリットはないということに早い段階で気が付いたほうがいいのです
終わりに・承認欲求を仕事で満たすのは超絶ハイリスク・マイナスリターンだ！
そういうわけで承認欲求は仕事では満たしたところで給料が増えないですし、仕事がどんどん与えられて労働単価を下げるだけでメリットが一切ありません
むしろマイナスリターンといってもいいくらいですし、これって会社が給料を渡さずに人を働かせるための「やりがい搾取」と全く同じなんです
そのやりがい搾取って下地を引いてから洗脳するまでが大変なんですが、承認欲求というのはやりがい搾取のための下地を自分で作っていくというアホなことをやってるのと変わらないのです
なので仕事なんかは承認欲求を満たそうとせず、完全に生活のためと割り切ったほうがいいですし、承認欲求が欲しいと思う環境は大体過労で人の精神をぶっ壊して薄給でこき使うカスみたいな会社なのでとっとと辞めたほうがいいでしょう
