賠償させられるという行為は筋が通っているようで一切通ってないのです
どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
仕事をしていると職場で備品を壊してしまうという場面は意図的じゃなくてもあるかと思います
これがわざとやったことなら上記のことは当てはまらないのですが、わざとじゃなく壊したとして職場で弁償させられるということは多いです
そういう場合って向こうは
「壊したのは自分なのだから弁償するのは当たり前でしょ?」
という感じで正論に聞こえるそれっぽい言葉を放ってくることが多いのですが、実際のところこれは前提条件からおかしいのです
早い話が職場でわざとじゃなくて物を壊したときに賠償をさせられる職場というのは例外なく辞めるべきブラック企業の特徴であると確信をもって断言ができます
今回は壊したものを賠償させられる職場がどうしてブラックなのかということについて記事を書いていこうかと!
一般的に備品の破壊はわざとじゃない限り請求が出来ない
まず第一に、基本的に会社内でのモノを壊したとしても、よっぽど悪質にわざとやらない限りは請求はできないと法律にあるんですよね
一応合意の上であれば払わせることは出来るのですが、大半は納得のいかないまま強制的というケースしかありません
この時点で労基法を守る気がないブラック企業であるという証明ができましたし、完全把握せずに労基法を守らないところは他の部分も絶対に違反しています
実際に私が働いていた職場でモノを壊して弁償をさせられそうになった職場では、残業代未払いや過労死ラインを余裕で超える異常な労働時間や年間休日が法で定める最低限がない…などなど問題しかなかったです
そして備品なんてのは時間がたてば経年劣化ということもあり得ますし、そのせいでもろくなってたまたまつぶれたということもあり得ます
それを壊したから賠償というのはおかしい話ですし、そういったこともどさくさに紛れて経費を払わされるようなクソゴミ職場の特徴だといえるのです
モノを壊したときに賠償を請求されるなら利益を出したときに割り増しを払うべき
もし仮に、モノを壊したときに賠償をさせるということが認められるのであれば、逆に従業員が利益を出したときは多くの利益を従業員に還元するべきであると強く断言できます
会社を運営するということは人や経費を使って利益を出すということであり、それに発生する費用はすべて会社が受け持たないと筋が全く通らないのです
利益を総取りするということは、その分だけリスクも背負うべきであり、そのうちのリスクが備品の破損も考慮や対策をしなければならず、それをただ単に個人に押し付けるというのはクソであると言えるのです
しかし実際にはこういう会社ほど給料が低いのは当然ですし、従業員への損は押し付けてくるものの、逆に利益は奪うというクソゴミでしかないのです
一見すると「壊した人間が賠償をするべき」ということを言われて正論に聞こえて反論できないので渋々受け入れるという人が多いのですが、そもそもの最初の状態がおかしいのです
同意という形であれば賠償をさせることは可能
先ほどもちらっと書きましたが、賠償に関しては双方合意の上であればさせることは可能です
しかし実際には従業員が自分から損することを首を縦に振るとは一切考えられませんし、大体の場合は会社から強要されてハイと言わされるケースが多いのです
会社側からすれば無理やりでも強制でも納得させたという事実さえあれば押し付けることができますので、同意という名の強制をしてきます
ほかにも違法ですが給料の天引きなどもやられるケースが多いのですが、最初から違法なことをやってるブラック企業には今更って感じで開き直ることが多いのです
ブラック企業というのは中身が真っ黒でも表面上問題なければいいということでごり押しをしたがりますし、正論っぽい言葉で言い返せなくして強制させて後は知らんぷりということをやってきます
賠償させようとする職場は給料が低く断れないようになっている
これは私自身がそのような会社に居て感じたことですが、物を壊したときに弁償させようとする職場は例外なく給料がとても低いです
些細な備品を壊しただけで、時給数時間分が消し飛ぶということもざらにあり、薄給環境で働いていればわずかな給料マイナスもとても痛手です
しかしそれを断ることによって解雇のリスクなどがあるとおびえてしまうことで、理不尽だとわかっていても受け入れざる負えない状況に追い込まれてしまっているのです
これは本当に給料の低さと弁償させられる会社ってのはものの見事に比例しているといっても過言ではなく、生活という命綱を握っているからこそ会社がやりたい放題出来てしまいます
ここで給料が高い会社であれば、今まである程度の備蓄が出来ていれば、解雇なんかにもおびえなくて済むのですが、後がないことを利用して足元を見て搾取する会社がとても多いのですよ
終わりに・正論っぽいクソ理論で追い詰めてくる職場はやめるべきだと断言する!
なので「物を壊したら賠償するのは当たり前」という言葉は、一見すると正論に見えても根本から間違っているのです
会社が利益をとるのであればリスクも相応に受けるべきですし、そのリスクだけを押し付けてくるということは筋が通ってません
大体こういうブラック企業はそれっぽい言葉で何でも追い詰めてきますが、どれもおかしい言葉ですが、結構相手をしているとよっぽど頭の回転が速くないか予備の回答を知ってなければ積みます
そのようなあの手この手でとにかく損を押し付けようとする会社は働く価値がない職場ばかりであり、今すぐやめるべきブラック企業の特徴であるので、もしそういう会社にいるならとっとと別の職場を探すべきだと言えます
弁償を断ることで解雇されるリスクは出てきますが、ぶっちゃけそんな会社であれば解雇されて会社都合になった方が得なくらいですし、人の足元を見て損を押し付けてくるクソゴミ連中とは縁を切るべきです