仕事で先回りしてやるのは超絶ハイリスク・ノーリターンです
どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
仕事関係の記事を見ると「出来る一流は仕事を先回りしてやっている!」みたいなものを多く見かけ、ブラック企業のクソ上司にも仕事を先回りしてやるように言われたことがあります
多分世の中の仕事をしている人の大半は「言われる前に自分で考えて動け!」とか言われたことがあるんじゃないでしょうか?
結論から先に言うと、仕事で先回りしてやるということは就職して働く人間にとってメリットが何もありません
そういうことは社長や自営業やフリーランスといった完全に自分で仕事を決めて報酬も自分次第という人間だけがやればいいのです
勤め人では先回りしてやるのは大がつくほどの悪手だと断言できます
今回は仕事で先回りしてやるのはどうしてリスクしかないのかということについて記事を書いていこうかと!
読みを外して仕事をすると大目玉を食らって評価が下がる
仕事を先回りしてやったとして、その先回りが裏目に出るということは結構あります
この先読みを外すことによって「余計なことをするな」という怒られ方によって大目玉を食らい評価が下がります
日本企業の大半は減点評価方式の会社が多く、何かやったプラスよりもやらかしたマイナスのほうが影響が大きく、一番いいのは何もしないというのが現状で一番いいのです
仮に100個のプラスに貢献しても一つのマイナスがあれば、今までのプラスが全部無駄になるどころかマイナスしか見られませんからね
先回りしてやるのにも確実性なんかありませんし、先回りしてもマイナスにしかなる要素がないとなればやらないほうがましということになるのです
かといって読みを当てたところで軽く褒められて終わり
そして外した時は怒られたり評価や査定が下げられるというデメリットが大きすぎる割に、仮に読みを当てて行動しても軽く褒められて終わりです
クイズミリオネアみたいに正解していけばどんどん獲得賞金が上がるという仕組みだったらそれも悪くないのですが、当ててもリターンが全くありません
それどころか浮いた時間に更に仕事を詰められてしんどい思いをするだけで、時給であれば時間帯当たりの作業量が増えるだけで仕事から見た労働単価が減るだけといってもいいでしょう
上記に書いたように、一つのミスで今までのことが取り消しになるようなものであり、はっきり言えば賞金も何もない状態で命綱なしで落ちたら確実に死ぬという状態で綱渡りやってるのと何も変わりません
成功したところでただの自己満足でしかなくそれ以上のメリットはありませんし、かといってミスすれば死が待つだけというあまりにもハイリスク・ノーリターン過ぎるのです
そもそも一流とやらになったところで給料が変わらない
よく仕事に関して「一流は先回りしている」的な記事を見かけますが、そもそもの話として会社にいる以上は一流だろうが三流だろうが特に給料というのは変わりません
会社員は会社に時間を拘束され、その分だけお金をもらうというものであり、わざわざ自分から仕事量を増やすことや、やればやるほどマイナスしかないようなことには積極的に取り組む必要がありません
それに一流とか言うのも所詮は会社から見れば怒らなくても利益を作る存在のことであり、それこそ目立たないようにして怒られることなく命令すれば手を動かす存在のほうがよっぽど一流ですし、むしろそういう人間を使って利益を出せない会社側に問題があります
私自身が感じるのは、積極的に先回りして仕事をするのは、自分自身で仕事を決められて失敗しても怒られず、そして得た仕事分の報酬は自分だけのものという環境であればそれも悪くないです
しかし会社で働く人間はこの状態と全くの真逆なので、積極的に動く理由がないということが断言できます
更にこういう先回りを強いる経営者にありがちなのが、労働者を経営者という視点で見てしまって目線が合わせられないバカという証拠でもあります
終わりに・積極的に動いてもリスクしかない環境なら動かないが大正解!
そういうわけで仕事なんか先回りしてやったとしても、読みを外せば怒られるだけ、読みが当たっても軽く褒められて仕事量が増えるだけで給料が据え置きと、全く動く理由がないのです
はっきり言って会社での仕事というのは、頑張って動けば動くだけ損をするということであり、一番いいのは言われたことだけをやって余計なことは一切しないというものです
昔であれば積極的に仕事をすることで給料も上がった時代かもしれませんが、今の時代はそういうことにはなっていません
先回りをする必要があるのは経営者かフリーランスか自営かのどれかだけですし、会社員という立場を理解せずに損を押し付けてくるバカ経営者からは逃げたほうがいいと断言します