学生に就職を勧めたい大手企業ランキングにブラック企業が普通にある件

いっつもこのクソランキングって何を基準にしてるのかなーと思いながら見ています

 
 

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
時々不定期的に上がってくる「学生に就職を勧めたい大手企業ランキング」ってのがありますが、つい先日それが発表されたので見てみました
 
ちなみにそれを見た私の感想ですが
 


 
とまぁいつも通りこんな風に思ってしまったわけですよね
 
早い話がブラック企業が平然と混じっているのに、何をもって人に勧めたいのかなって思いましたし、勧める側の人間はブラック企業から金でも貰ってるのかなって思ってましたね
 
 
実際に私が面接を受けた会社や、働いていた会社もありましたし、中には親や周辺の人間が就職して悲惨な状態を語ってくれたものもあります
 
いつもなら当たり障りのないことを書いて終わりにしちゃうのですが、今回は実際にあったことなんでランキングに掲載されている会社を実名を公表して記事にしていこうかなって考えています
 
ざっと見た感じでは私自身に関りがあった会社が2つ、親がいた会社が1つ、親の後輩の娘さんが居る会社が1つあったのでそれらのことを記事にしていこうかと! 



55位 TOTO

まず2番目くらいについたのですが、ここの会社は実際に私が派遣として半年間働いていたこともあり、そのことを
 
 
人材派遣会社は人権なし!使い捨て前提の劣悪環境のライン工の現実!
 
 
このブログを立ち上げたときに最初の段階で企業名を公表せずに書いていましたが、これTOTOの滋賀工場で働いていた時の話です
 
あくまでランキングは掲載されていた順であり、今回の記事で書くのは実際にかかわったりして濃く印象に残ってるモノ順で書いています
 
 
工場内で死人が出るほどの大事故が何度かあったのにも関わらず、世間では公表しないように隠ぺいをしていたこともありましたが、現場で働いていた人間であれば大半の人が知ってるということもありました
 
多分体感ですが世間で表に出てしまった10倍以上の人間は工場で機械に巻き込まれたり事故にあって死んでいるんじゃないかなと・・・
 
私が居た半年間でも知ってるだけで派遣の人が2人くらい死にましたが、それが特にニュースになってることもありませんでしたからね 

 
就業時間についても三交代であるのにも関わらず、毎日残業が4~8時間を超えるほど存在し、月の残業時間を計算すると余裕で過労死ラインを突破しており、しかもそれは通常の勤務の話であって三交代で体に負担がかかるものであればもっとラインは低くするべきだとも感じました
 
それだけの残業を行いながらも、実際は上司から少なく申告するように言われて、それを拒否をして当たり前の時間を書けば部長クラス3人くらいに密室に連れられ2時間を超える説教をされるということもありましたね
 
 
過去に書いた記事では派遣会社の問題点について書いていましたが、ぶっちゃけTOTOそのものもかなりのクソだと思っていましたし、働いている人間もガラの悪い連中が多かったなと感じましたね

 

50位 凸版印刷

一番最初に目についた会社がこの会社でしたが、この会社は面接の時点でかなりの危険を感じたので内定確定でしたが辞退して蹴った会社です
 
 
過去記事では
 
実際に面接を受けてヤバイと感じた!凄まじかった3つの企業の話 
  
この時に書いた第三位の会社のことですね
 
 
ここは面接を受けて第一声がいきなり合格だったことを告げられ、そのあとに待遇などを言われて工場見学を行って解散ということをやっていました
 
 
待遇についての説明で、毎日確定で残業時間が4時間ある2交代制であり、休みが6勤2休ということをいきなり告げられ、この時点で確実に過労死ラインを超えることは明白でした
 
しかも夜勤についてそこまで働くのであれば仮眠時間の有無を聞いたところ、きっぱりとないということを告げられましたのでかなり危険なにおいしかしませんでした
 
 
有給休暇についても使用した時点でボーナスがなくなるということを当然のように告げ
 
 
「有休も使わずに会社に貢献してくれる人にだけボーナスを出すのは当たり前でしょ?」
 
 
という有休を使用することで不利な待遇になることが違法だというのに、平然とそういうことを面接で告げられましたね
 
 
実際に工場見学をした時もすれ違う人の大半が目の下にクマがあり、ゾンビの集団かと思ってしまいましたし、人が辞めるサイクルが早いとも言われましたがそれも当然だなと・・・
 
 
その数年後にハロワで求人を見かけましたが、ハロワの求人用紙に平然と月の残業時間が60時間と書いており、すでにもう三六協定の上限を超えた数値が書いてあり、会社そのものがブラック企業体質であることを開き直ってまったく隠そうともしないんだな・・・と強く感じました

8位 JR西日本

これは自分の父親が行ってた会社なんですが、ここでのパワハラ体質についていつも話を聞かされていました
 
 
 
JR西日本で有名な事故で「JR福知山線脱線事故」というのが2005年4月25日に起きていますが、あれも過剰なパワハラが原因で、電車が遅れそうになっていたところを怒られたくない一心で無理に加速を行ってカーブを曲がり切れずに脱線したものです
 
 
 
当時の惨状はいまだにこうして画像が余裕で残るくらい大きなものでした 

事故として報道されることが多いこのことですが、JRで中身を知る人間からすれば上層部や指導員による殺人だとみんな口をそろえて言いますし、その時に少し話題になった「地獄の日勤教育」なんてのもありました
 
 
これは親や当時の方から聞いた話なのですが、仕事で何かミスをしたりすると現場仕事から外され、日勤教育で指導という名のものとイジメを通り越したいびりがありました
 
その中で特に意味のないことを延々とやらされ、日の目を浴びないところなので指導員による暴行も数多くあり、大半の人間は心が折られて精神に異常が出るということに・・・
 
 
また親の同僚だった人も日勤教育によって精神がやられてしまい、電車内の倉庫で自分の持っていた狩猟で使う散弾銃で頭を打ちぬいて自殺をして、当時の鉄道労働組合の人間と会社側とで相当大きないざこざがあったものの、JR側がもみ消す形になってあまり世間では出回らなかったことがありました
 
遺族へは4千万円ほどの慰謝料が口止め料として渡されたので、そのせいであまり表に出ないこともあるんじゃないかなと・・・
 
 
こうした過剰なパワハラ体質で死人を出すような会社がどうして人に勧められる企業なのかというのは理解に苦しみますね 

21位 京セラ

ここは親の後輩だった人の娘さんが現在も働いている会社であり、私自身もその人とは割とかかわりがあるのでこの会社の体質についてもよく聞かされています
 
 
まず京セラで有名なブラック話といえば、当然のように残業代が出ないのに残業をさせられるというものであり、定時になったら一度作業をやめて、タイムカードを押して戻ってくるというくそみたいな暗黙の了解が存在しております
 
私自身もその人以外にも京セラに居た人間と何人もかかわりがあるのですが、みんな同じことを言ってるのでなんの誇張もない真実なんだなと確信しております
 
 
そういった企業体質であるのにも関わらず、労働関係で裁判を起こそうとすると、弁護士から「あそこと争うのは得策じゃない」と言われてしまうほど泣き寝入り体制がしっかりできており、京セラというネームバリューだけで人をつなぎとめるような会社だとも言われています
 
 
給料面も事務でフルタイムで入ってるのにも関わらず、月の手取りが10万円を超えないという大企業とは思えないほど低水準であり、そうして労働者から不当に搾取を行い急激に大きくなってるなと感じました
 
過去には労基からの指導があって多少はましになったとのことでしたが、それでも依然低水準であることは間違いありませんし、最初から確信犯的に労基違法するような会社が改心するわけがありません
 
 
そうした企業なので相当ストレスがたまるみたいで、その娘さんの車が仕事に来て会社の敷地に止めていた時に従業員の一部によって滅茶苦茶にされたのにも関わらず、会社が臭いものには蓋といった感じで調査などもせず弱者に泣き寝入りを強いることがあったので、一時期大泣きしていたことを見たので外から見てるだけで腐った経営体質がよくわかるな・・・と強く確信をしました

終わりに・大企業にも平然とブラック企業が存在している件!

こういう学生に勧めたい企業ランキングってのを見ると、私が知ってたり関りがある人の話だけでもこれだけ危険な話が出るので、多分これは本当に氷山の一角どころか鳥取砂丘の砂の一つ程度にしか過ぎないんじゃないかなと・・・
 
どちらかというと「(無知な)学生に勧めたい大手(ブラック)企業ランキング」なんじゃないかなと勘ぐってしまうほどです
 
 
この話はどれも数年~数十年前の話ではありますが、最初からクソゴミみたいなところが改心するとは思えませんし、改心するくらいなら最初からクソ体質にはなってないでしょうし、たぶん今も変わらないんじゃないかなと・・・
 
 
大企業だからといっても働く人間からすればいい会社とも限りませんし、下手をしたら労働者から不当に搾取しているからこそ図体が大きくなった可能性もあると言えます
 
なので大企業だから安心安全と思うのは大きな間違いであり、ブラック企業を避けたいと思うのであれば会社のネームバリューなんかよりも中身を見て調べるべきでしょう



 
 

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