今年から新卒になった人向け記事です
どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
4月の頭から学校を卒業し、社会人として働き始めた人がいろいろと慣れないことに巻き込まれて大変なことになっている時期かなと思います
私自身も10年以上前に新卒として会社で働いて今までさんざん失敗をしてきまして、今はこうしてブログを書いています
新卒の人に言っておきたいのが目の前の仕事には絶対に全力で取り組まず、ある程度は余力を残しておくべきだということを実体験から伝えたいです
会社の人間は全力で取り組めとか言ってきますが、ぶっちゃけそれに従うとろくでもないことにしかなりません
今回は仕事では絶対に全力を出さずに余力を持つべきだということを記事にしようかと!
全力を出すと次からはそれが標準になる
私自身が新卒で仕事をしていた時は、最初は本当に仕事に熱心に取り組もうと気合を入れてなんでも全力で取り組んでいました
しかし全力で仕事をしていると「こいつはこれくらい常に動けるやつだ」という風にみられてしまい、最初のうちは評価が良くてもいつの間にかそれが標準となってしまいます
そして全力で動き続けるというのは絶対にどんな人間でも無理ですし、そこで少しでも息切れして動けなくなると「あれだけ動ける奴が手を抜いている」という風に見られ、マイナス評価になりやすいです
普段全力で頑張っても決して加点評価ではなくゼロであり、息切れするとマイナスになるという損しかない状態になってしまうのです
よく「ジャイアン現象」って言われている、普段悪いことばかりやってるやつがたまにいいことをすると滅茶苦茶いいやつに見える。という現象の逆であり、普段頑張っていてたまに失敗するとそれが悪く目立つという理不尽な状態なんですよね
新人のうちや会社のことを知らないうちは本当に張り切って頑張ろうと思ってしまいますが、頑張ることで自分の首を絞めることになり、決していい方向には動かないのです
全力を出したところで給料は変わらない
基本的に会社の給料というのは月額や時給で固定されており、仕事の中身はあまり問われません
契約されている時間分だけ拘束され命令を聞けばいいだけの話ですし、それで利益を出す出さないは会社の手腕によるところなので労働者が知ったこっちゃないのです
そして時給であればどれだけ全力で仕事をこなしたとしても給料は絶対に増えるということはなく、全力を出すということは上記の評価面と合わせて損しかないのです
よく経営者や上司は「頑張れば給料を上げてやる」とか言っていますが、実際に給料は上がることはなく、むしろ「こいつはこの程度の給料でも頑張るんだなw」とか陰でバカにされていることが多いです
頑張れば頑張るほど労働の単価が下がっていくといっても過言ではなく、自分から損をする必要性はないでしょう
全力を出さないといけない仕事は環境がクソ
そして労働環境的に人の配置が少なかったり仕事がきつかったりして常に全力を出さないといけない職場というのは確かに存在します
しかしそれってはっきり言って職場として破綻しているといっても過言ではなく、職場というのはある程度の余裕をもっていざというときに対応できるようにしておかないといけないのに、その余裕がゼロというのはいざということがあったら破綻するということです
そんな状態の仕事って人が無理して働いて疲れ切っていたり、人が少なくて大きな仕事ができなくて大変な割に利益率が低いので給料なんかも低くなる傾向にあります
むしろ仕事が大変で無理している状態だから給料が低いといっても過言ではありません
こんな状態でよく上司が
「給料が低いのはお前たちの頑張りが少ないからだ!」
「仕事は汗水たらして得るものであり流す汗が足りないからそんな給料なんだ!」
とか言ってきまして、何も知らないとだまされてより頑張ろうとしてつらい目に合うのに給料は一向に上がらず矛盾を抱えてストレスで頭がおかしくなるということになるのです
はっきり言ってこれってブラック企業が労働者を騙すためのクソワードなんで騙されちゃいけないって断言できますね
終わりに・理想は50~70%くらいの力で働ける環境だ!
そういうわけで仕事なんてものは全力で取り組まず、常に7割くらいで行い、何なら半分くらいの余力を残せるくらいが理想的な働き方です
というかそれくらい余力を残しておかないと継続的に働き続けるのは不可能ですし、短距離走と長距離走のペースを間違えちゃいけないんですよね
全力を出せとか言ってくる会社は短距離走のペースで長距離走を走れって言ってるようなものですし、そんな無茶を強いる会社ははっきり言って就職価値がないゴミカスみたいなブラック企業であると強く断言できます
そんな会社にいても苦労が多いだけで実入りがないのでとっとと逃げ出すべき環境ですし、ブラック企業につぶされる前に逃げるべきだと断言します