明治は1月23日、退職した元社員が再就職できる「リ・メイジ制度」を発表した。同社の正社員として3年以上勤務した人が対象。同日から専用サイトで応募を受け付け、4月1日以降に採用する。退職後にさまざまな経験や知識を積んだ人を再雇用することで、社内の活性化につなげる狙い。
カムバック制度がある職場は大体地雷です
どうも！数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです！
以前にも
シャープが「カムバック採用」を開始。人を安易に切った報いよね。
こんな記事を書いたのですが、ここ最近はこの出戻りを迎え入れようとするカムバック制度がある会社が徐々にですが出てきています
少し前だと
こんな記事もありましたね
一見すると出戻り社員にも優しそうなこの仕組みですが、ぶっちゃけカムバック制度なんか用意している時点で近寄る価値がない会社だと言ってもいいなと感じるんですよ
今回はカムバック制度を採用している会社はどうして近寄る価値がないブラック企業なのかということについて記事を書いていこうかと！
そもそも本当にいい会社であれば出るということがない
カムバックということですが、それって裏を返せば一度は会社を辞めたということであり、そしてやめるということは何か会社に問題がある場合がほとんどです
私の知る限りでは前向きな理由で辞めるということはまずありえなく、大体は会社が何かしらの理由で嫌になったケースが多いです
表面上はもっともらしいことを言ってやめたとしても、本当の理由は賃金だったり労働環境だったり人間関係だったということは珍しくありません
実は会社の人間関係が嫌だったけど、家族の介護が理由ということにしてやめるとかしょっちゅうあり得ますからね
よって一度でも出るということは何か会社に問題があるということであり、本当にいい会社であれば労働者も今のご時世であれば必死にしがみつくはずなんで、辞められるという選択肢がないのです
よほど人材に困っている証拠であり、人が逃げ出すような環境であること
そしてそのような環境は会社に問題があるからこそ人がいなくなり、そして人材確保に困っている会社の証拠なんです
例えるならソシャゲとかネトゲとかやってる人がいなくなったときに新規を集めるのではなく、今までやっていた人間を集めるために「久しぶりにやったらいろいろプレゼント！」みたいなカムバックボーナスがあるゲームもよく見かけますが、そういうゲームって大体末期で終わる寸前ということは決して珍しくありません
そうなる背景にはゲームの中身を変えておらず、人が飽きたり嫌気出るような状態を放置し、根本的な改善を行わずに物で釣るということをやっているのです
それにつられて復帰したとしても中身が変わってなければすぐにやめることになりますし、カムバック制度とかやってる時点で終わりかけのネトゲと同じなんです
もし人材確保が困難であれば一度やめた人間よりも新規を採用すればいいといえるんですが、内部ががたがたすぎて仕事を教える人間もいなくなり、人を教育する余裕がないという見方もできるのです
結局はなんだかんだ言って「裏切者」には制裁を加えられる
私自身もかつて一度やめた人間が戻ってくるというところを見たことがあるのですが、そういう人間は結局は長くは続かないです
上記に書いたネトゲの例え話の件もそうですが、一度やめた人間というのはどこも「裏切者」として扱われるので、大体は冷遇されることが多いです
その冷遇の中身は一度上がった昇給を全部リセットする給料面や、人間関係で信用できない人として村八分にされたりとかされる場面をいくつも見てきました
そのように一度でも職場を離れた裏切り者と認識された人への扱いは暖かいものとは決して言えず、そして再びそれに嫌気がさして長続きしないということが多いです
再びやめた人間を後ろ指さして「ほら裏切り者はすぐ辞める」と言ったりするようなことが大半でしたね・・・
ぶっちゃけやめる原因を作ってる人間が自覚がないというのは恐ろしいです
入ったとしてもこれですが、実際は入る前に弾かれるケースのほうが多いです
一度やめた人間は再びやめる可能性が高いですし、一度やらかしてる人間を採用するというのは企業からしてもかなりリスクがありますからね
終わりに・ある意味ではブラック企業ですって言ってるようなものだ！
人が辞めた環境というのは黒である可能性が高く、黒な会社は改善することがないので白になることはまずありません
それなら最初から黒じゃない会社を目指したほうがいいといえますし、一度やめた人間を呼び寄せようとするのはブラック企業の中でもかなりゾンビになっているといっても過言ではありません
はっきり言ってブラック企業ですってアピールしているのと変わらないといっても過言ではありませんし、近寄らないほうがいい会社の特徴であると断言できます
カムバック制度なんかないほうがいいですし、本当に出戻りを温かく迎える姿勢であればそもそもこんなのを制度として使う必要もありません
もし就職先や転職先を探すのであれば、そういうことをやってない会社から探したほうがいいと強く断言できます
