高校生は学校からの求人で就職先を探すべきじゃないと断言する!

あんなもんブラック企業の宝庫です

どうも!数々のブラック企業を転々としてきたAtusiです!
 
 
高校を卒業するかしないかというときに、卒業した後に就職を考えている人は学校に来た求人の中から就職先を選ぶという人はかなり多いでしょう
 
私自身も過去にそれで職を選んだことがあるのですが、みごとに大ハズレのブラック企業を引いたという嫌な思い出があります
 
 
もし過去の自分に何か言えるとしたら言いたいことの一つに
 
 
「高校にきた求人には応募するな」
  
 
ということを言いたいです
 
 
よっぽど何か目的があるなら高校にきた求人を利用するのも悪くありませんが、考えなしに就職先を決めたいのであればマジで避けるべきだと断言します
 
はっきり言ってあんなもん使うくらいなら民間のサービスを使ったほうがはるかに有意義です
 
 
今回は過去に失敗した経験をもとに、どうして学校にきた求人は利用すべきじゃないのかということについて記事を書いていこうかと! 



ハロワ以上に労基法のチェックがされていない

まず、学校への求人というのは本当にチェックが甘く、あのブラック企業の宝庫といっても過言じゃないハロワよりもかなりひどいです
 
労基法のチェックなんていちいちしていませんし、求人の段階でうそをついているというケースもあり、実際に私も新卒で入った会社が求人内容と実態が大きくかけ離れているものでした
 
 
学校も「求人をよこしてくれている会社はありがたい」という態度なんで、あるだけいいから贅沢は言えないという感じで来るものは質を考えずにどんどん掲載します
 
 
さらにたちが悪いのは、ハロワであれば求人内容と実態が違えば募集禁止や会社都合での退職といったアフターフォローが多少はありますが、学校というのは生徒を就職先にさえねじ込んでしまえばあとはどうでもよく、学校が気にするのは自分の学校の就職率だけなんです
 
確かに就職率だけを見れば数字はいいかもしれませんが、実際にはブラックでもねじ込まれているだけという実態を知れば、その数字は決して褒められたものではないと言えます
 

 
その結果としてハロワを超えるブラック企業率の高さが実現してしまうんですよね
 

学生上がりの世間知らずをだます企業が多い

企業が中途採用を嫌がり、学生上がりの新卒を欲しがる理由ってのは、新卒は世間を知らないので非常にだましやすいのです
 
普通に考えたらある程度の経験とか世の中のことを知っている中途のほうが即戦力になってくれる可能性が高いのでそっちを取ればいいと思うんですが、企業が好むのは新卒です
 
 
私自身もそうだったのですが、企業がいかに不正や労基法違反などを行っていても、過去に比較するものがないと
 
 
「世間ってこんなもん?」
 
 
って感じでおかしいってことに疑問は持ちながらも確信には至らないのでなかなか行動をとることができません
 
これがある程度の知識があったら労働基準監督署に駆け込んだり、弁護士を呼んで裁判を起こすということができますが、学生上がりでこんなことがすぐにできるのはごく一部の人間だけでしょう
 
 
そういう意味で企業が不正をやりたい放題やっていても、それを騙して不利益を押し付けやすいという存在が学生であり、そういうあくどいことを自覚がやってるのは100%ブラック企業なのです
 
私の経験上では新卒ばかりを欲しがる会社というのは、そのような傾向が強いので、ブラック企業を避けたければ新卒ばかりを求める求人は避けたほうがいいです
 
 

学校へ来た求人の幅は狭い

学校で求人を選ぶという行為についてですが、実はそれってかなり求人の幅が狭いです
 
もちろんぱっと見は数多く存在するように思えるんですが、実際に職業を見ていると同じような業種ばかり偏っていて、学生上りはかなり舐められているなってのを感じます
 
 
しかも学校って
 
「この中から選べ」
 
って感じのものばかりで選択肢の視野が狭く
 
「これでだめなら次はどうする?」
 
って選択肢が全くないのです
 
 
これは成人であれば好みの選択肢がなければ
 
 
・好みの選択肢が出るまで待つ
 
・自分から働きたいところにアピールする
 
・自分で事業を起こす
 
・就職せずに行政に頼る
 
 
といった様々な選択肢があるのですが、高校の場合って「わがままをつべこべ言わずに決めろ!」って感じで押し付けてきますからね
 
クソかクソって選択肢を押し付けられても、どちらかのクソは選ぶ必要があるので、そもそもクソを選ばないという選択ができないのです
 
 
そういう意味では高校求人の選択肢ってかなり狭いといっても過言じゃないですよね
 
 

一度内定が取れたら教師が他へ行くことを邪魔してくる

高校求人のやっかいなところは、一度内定が取れたらほかの選択肢を完全に教師が邪魔してくるというのも害悪の一つかなと感じます
 
 
上にも書いたように学校ってのは生徒がどうなろうが学校の就職率さえよければそれでいいので、内定を蹴られるとそれだけで就職率が下がるので、それを徹底的に阻止してきます
 
成人であれば複数面接を受けて、その中でいくつか内定が取れたところを後から選択するということもできますが、学生はそれをすると「相手に対して失礼だ!」といった感じで早く決めるように催促されてしまうのです
 
 
そして学校視点で内定をけられると、翌年以降は企業が怒って求人を出してくれないという恐れがあり、それを避けるためにも教師は就職先にへこへこして学生に強気に出るのです
 
学校なんて所詮は生徒を商品くらいにしか思ってませんし、卒業した後はくたばろうが知ったこっちゃないので、そういう態度でいることが多いんですよね
 

目玉求人の競争倍率が高すぎる件

たまーに学校によってその学校のみにわずかに与えられる目玉求人を目的として高校求人を利用する人は多いです
 
私のいた学校ではJR(旧・国鉄)の求人が付近の学校で唯一高校で出ることで有名であり、それを目的として高校に来たという人間も多かったでです
 
 
もし本当にしたいことがその会社であり、どうしてもその会社じゃないとだめってならそういう選択肢をとることは否定をしませんし、むしろ手段としては非常に正しいものと言えるでしょう
 
 
しかしそういう目玉求人ってのは求人数がすさまじく多く、1つの枠に50人から100人が殺到するということもあり、高校卒業直後という人生にほぼ一回しか使えないカードを使って就職するのにはリスクが高いなって感じます
 
目的のところに行けるならともかく、そうでない人が9割を超えるということは決して珍しい話ではないのですし、むしろありふれている話であると言えます
 
 
ただ就職先としてホワイトな場所で働きたくて、その中で有名な就職先があるからという理由で活動するのは、狭いオリにぎゅうぎゅうに詰めたネズミの群れの中にパンをひとかけ落として奪い合いをするようなもんです
 
だからこそ高校求人という狭いオリから抜けてもっと広い場所でより良いものを探したほうがいいんですよね

終わりに・高校求人はブラック企業の集まりといっても過言じゃない!

そういうわけで高校の求人というのはブラック企業率が高く、周囲の環境も相まってブラック企業に行く確率が非常に高いです
 
実際に私もそれでブラック企業に行ってしまったのでそれがよくわかりましたし、それが後からわかっても後の祭りなんです
 
 
だからこそ高校を卒業して就職先を探すというのであれば、もっとより良い選択の中から選んだほうがいいと断言できますし、ごみの中からわざわざ選ぶ必要はありません
 



 
 

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