自己責任を押し付ける職場は組織である必要性が全くない
どうも!数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
ブラック企業のクズ連中が好んで使う言葉の一つに
「自己責任」
という言葉があるんですよね
この言葉は多岐に渡るんですが、例えば
・残業をするのは自分が無能な証拠だから自己責任
・仕事をするなら自己責任でやれ
・仕事ができなかったのは自己責任だからお前が責任を取れ
などなど・・・
あまりにも使われる用途が多いので全部挙げたらきりがないのでこの辺にしておきます
この「自己責任」という言葉ですが、ぶっちゃけこの言葉を出す職場ってブラック企業ばっかりで、むしろこの言葉を聞いた瞬間からその職場からの脱出を考えるべき対象であるなって感じるんですよ
会社でよく自己責任って言葉を押し付けるクソ上司が多かったけど責任取るためにお前らがいるんだろって思ったし、自己責任ってなら報酬もその分は自分の裁量で多く寄こせって思ったね
自己責任押し付ける会社とか組織である必要がないよホント
— Atusi@ブラック企業殲滅派ブロガー (@Atusi_sora) 2019年5月26日
この件に関してはこんな感じでツイートもしました
今回は職場などの組織でこの言葉を聞いた瞬間からどうして辞めることを考えるべきなのかということについて記事を書いていこうかと!
自己責任は給料や働き方を調節出来る人のみ持つべき
私の持論ですが自己責任という言葉は、給料や仕事内容や労働時間など、そういった報酬や働き方を自由に決めれる人間が持つべきものであって、組織に属しているとそういうこととはほぼ無縁なんですよね
そういう事由がない代わりに組織が労働者の保護を行い、管理するという代償があるべきなんです
なので会社からやたらと自己責任を押し付けられるということは、別に組織に居る必要がなく、デメリットだけを押し付けられているということなんですよ
ちょっと話はズレますが、時給による仕事ができなくても時間拘束でお給料がもらえる方式と、出来高による仕事内容でお金がもらえるけど出来てなければもらえない方式って一長一短ありますよね?
どっちにもメリットはあるけどデメリットもあるというもので、それは個人の好き勝手にしたらいいと思うんですが、好き好んで短所だけ集めたものを受け入れるってことは普通はしないですね?
それと同じことで組織に属しているのに自己責任というのは、時間で拘束されて働かされ放題で給料が増えないのに、仕事ができなければ給料がもらえない時給と出来高の悪いとこどりみたいなもんなんですよ
職場が管理するという仕事を放棄した言い訳
なので職場という組織がやたらと自己責任という言葉を言い出したということは、職場が労働者を管理するという仕事を投げ出しているという証拠なんです
誰だって言わなくても勝手に仕事を見つけてきて利益を作って、その利益の大半を勝手にくれるような人だったらほしいですからね
それが現実にはできないからこそある程度は管理して働きやすい環境を作ったり調整したりしてマネージメントってする必要があるんですよ
なので組織として属しているときは、会社が個人を管理し、何かあったときの為に表に出て守るということをしているからこそ労働者から利益を取るという暴挙が許されているんですよね
その管理と守るということを放棄した組織なんて労働者視点で見れば利点もなにもありませんし、それなら一人でやった方がデメリットはそのままで利益は増やせるというメリットがあります
だからこそ組織の側の人間が労働者相手に絶対に自己責任ということを押し付けてはいけませんし、安易に自己責任を押し付けてくるということは組織が仕事を放棄したということです
自己責任とは「タダ働きして組織に貢献しろ」という意味
そしていろいろなところを見ていて気が付いたことなんですが、自己責任という言葉のいきつく先というのは
「黙ってタダ働きをして組織に貢献しろ」
って意味になってしまうんですよね
上のように自己責任を押し付けるということは組織が仕事を放棄して利益を作るATMになりなさいって意味だということは書きましたが、私の実例を出してみると
仕事でミスしたときにどうしても定時内で終わることが不可能になり、そのことを上に相談したときに
「ミスしたのはお前の責任だから自己責任でどうにかしろ」
という言葉しか出なかったんですよね
具体的な指示はなく、終わらせるためにはタイムカードを切ってサビ残するしかなかったのですが、ミスをしたという負い目があるのでタダ働きをせざる負えない状況でした
ここで指示を出せば業務命令になってしまうので残業代などを出さないといけなくなりますし、かといって従業員がやらかしたことに余分なお金を出したくないという思惑からこういう言葉が出るのです
これをどんどん拡大していくと、無茶苦茶な納期を設定しても間に合わないのは自己責任でどうにかしろということになり、そうなると仕事を完遂できないという負い目でタダ働きをさせられてしまうんですよね
なので自己責任を押し付けてくるところってタダ働きを暗黙の了解で押し付けたいだけなんで、現にそういう職場でタダ働きをすると滅茶苦茶喜びますからね
だから自己責任を押し付ける職場に就職する価値はないと断言できるのです
終わりに・自己責任を押し付ける組織は居る価値がない
そういうわけで自己責任を押し付けてくる職場というのは、組織である必要性が全くありません
不安定だけど事由があるフリーランスと、組織に縛られるけど守ってもらえる就職という両方の悪いところだけを抽出したもんなんですよね
それならばフリーになって自由を取るか、ちゃんと保護してもらえる会社組織に入るかどっちかした方がいいと断言できますし、どっちにしてもそういう組織には長居する価値は全くないのです
全員が全員フリーになれるとは思っていませんが、会社組織に在籍して働くのであればせめてデメリットだけでなくメリットもある会社に行くべきだと断言します