ブラック企業とは戦う価値なし!労力の割に利益ないし逃げるが勝ちだ!

アイツラと戦うのは骨が折れる上に利益がものすごく薄すぎる・・・
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
 
 
今まで居たブラック企業とは不当行為に対して泣き寝入りすることを良しとしない私は過去に何度かブラック企業と戦ったことがあります
 
不当解雇だったり賃金未払いだったりパワハラだったり・・・とホント今から思い返すだけでもただ普通に働いてお給料が貰えたらそれだけでいいってつもりだったのに面倒な事に巻き込まれていたなーと
 
 
そんなこんなでブラック企業とはいろいろと争った経験があるので断言できるのですが
 
 
ブラック企業と戦うのは労力の割に得られるものがないので本当にオススメしません
 
 
ということです
 
勘違してほしくないのはそのままブラック企業に搾取され続けろってことじゃなく、とっとと逃げて別環境に行くことが最大の対策でもあり報復になるんです
 
 
ちょっと前のニュースですがパワハラを認めさせるために
 

長時間労働やパワハラが原因で、うつ状態に陥り、自殺してしまうという痛ましい事案が後を立たない。会社に対して損害賠償を求める裁判になった場合には、業務が原因でうつ病を発症していたか、そして業務と自殺との間に因果関係があるかどうかが争点になることも多い。

生前に精神科に通院していなかった場合、当時の行動や言動などから判断されることになるが、証拠として亡くなった女性のツイッターを提出した事件がある。

2012年に職場でパワハラを受け女性社員(当時21)が自殺した「加野青果事件」。控訴審の名古屋高裁は2017年11月30日、趣味のアニメに関するツイートが減ったことなどの証拠から自殺直前にうつ病を発症していたと認定、約5500万円の支払いを命じた。

パワハラでうつ病、証拠は「ツイート数の激減」 執念で調べあげた遺族、自殺との関係認定
 
 
 
とまぁ全文載せちゃうと流石に長いんで暴騰の一部だけですが、パワハラと認めさせるためにはここまでやらないといけないのか・・・って感じの内容です
 
私も戦ったとはいえここまではやらなかった・・・というか出来なかったのですが、死んでしまったりして遺族の弔い合戦なら徹底的にやったらいいと思いますが、ぶっちゃけ当事者であればこんなことをする前にとっとと別の職場を目指したほうがいいです
 
 
今回はどうしてブラック企業と戦っても割に合わないのかということを実際の経験談より書いていこうかと
 
 
 



パワハラやリスハラなど、ブラック企業は認めずとぼける

私がかつてブラック企業に居たときは、暴行によるパワハラ・・・どころか犯罪に近いようなことを受けていたり、自主退職を促すために調理師だった時に本来の業務とかけ離れた草むしりとか数ヶ月も延々とやらされてリストラハラスメント(通称リスハラ)なんかを受けていた経験がありました
 
当時からある程度の知識はブラックを転々としていたおかげで、そういう事が不当行為で戦えば勝てるという事は認識していたのですが、会社ってのは基本的に事なかれ主義に臭いものには蓋なんで中々認めないんですよ
 
 
パワハラがあったことを証拠を揃えても
 
「これはただの仕事の指導の範疇ですよ」
  
 
リスハラなんかも
 
「ただ本業よりも草むしりの方が大事になっただけです」
 
 
という感じでまず認めようとしません
 
そもそも認めちゃったら対応しなくてはいけなかったり、補償をしないといけなくなったりしますからね
 
 
この認めさせるという事に本当に骨が折れますし、証拠をどんなに揃えても、証人をどれだけ揃えても認めない所は絶対に認めません
 
例えるならクジラの保護を訴える団体のせいで、海岸を埋め尽くすまでクジラが増えて目の前にたくさん居るのにも関わらずに「まだまだ少ないから保護しなければならない」とか抜かすようなもんなんです

 
 

労働基準監督署も証拠を揃えても動かないくらい本当に腰が重たい

このように内部でダメなら外部機関を頼るのが次の一手ですが、大体の人が思いつくのが労働基準監督署に駆け込むという手段を取るかなと思います
 
噂ではただ駆け込むだけでは絶対に動かないということを聞いていたので、録音した証拠や証人などいろいろ集めて報告をしたのですが
 
 
全く返事すらありません
 
 
届いてないんじゃないの?とか言われたりしましたが、そう思って県内の労基に直接行って相談を持ちかけようとしても「後日対応します」と追い返されて全く反応すらなかったですからね
 
 
あれを見て労基というのはネット上の噂以上に
 
「証拠が無ければ動かない」
 
のではなく
 
 
「証拠があっても動かない」
 
 
というのが正しいんですよね
 
 
昔にハロワでも求人票と違う内容の待遇で雇われてすぐに辞めた後に報告をしたことがあったのですが

 
「労基法守ってる会社がいいとか贅沢言ってたら仕事なんて出来ないよ?」
 
 
なんて言われるようなやる気の無さでしたし、求人票と違う内容で雇用した会社は今後はハロワで利用出来なくなるはずなのに、普通に消される事無く新しい求人出ていましたからね
 
 
はっきり言ってこの国の公共機関は全くアテになりませんし、国単位でブラック企業対策にはやる気の微塵も感じないクソゴミっぷりですからね

 

改善したとしても冷遇や村八分で居場所がなくなる

戦った後に一応は認めさせたのですが、目先は改善したように見せても待遇で思いっきり冷遇したり、周囲の人間を使って社内で村八分ということになり報復されるということは珍しくありません
 
その手の村八分や冷遇というのはパワハラなんかと違うモラルハラスメントというものなんですが、コレがまたパワハラなんかと違って怒鳴り声や暴行があるわけでもなく、リスハラのように不当行為を行った証拠みたいにコレと言ったものが出にくいのです
 
 
比較的出やすいパワハラやリスハラですら認めさせるのに滅茶苦茶労力が必要なのに、モラハラなんてのはそれこそ相手にとぼけられたらそれだけで完全に手詰まりになってしまいます
 

わかりやすいハラスメントの後はわかりにくいハラスメントで報復が待ち受けており、そういうのに戦って疲れ切った後に一難去ってまた一難はキツすぎるんですよね

 

徹底的にやってもブラック企業にはダメージが少ない

問題なのはこの手の問題で徹底的に戦ってもブラック企業へのダメージというのはかなり少ないです
 
はした金で保証するか未払いのものをちょこっと払っておしまいって事は決して珍しくありません
 
 
なので会社としても「相手が騒いでからちょこっと対策すればいい」程度なもので、それによってブラック企業へのダメージというのが少なすぎて改善しようともしません
 
 
戦う側からすれば本当に必死になって証拠を揃えて準備して徹底的にやっていたのに、相手からすればささくれが剥けた程度のダメージがあるかどうかなんです
 
 
そして戦って得られるとしてもはした金と会社都合による退職くらいで全く割にあわないんですよね
 
それならその労力と手間をブラック企業脱出に使ってしまったほうがいいのです
 
 

 

終わりに・一番の対策はブラックの労働力にならずに他者を支援

どうせこのような会社は戦おうが戦うまいが遅かれ早かれ辞めることには変わりはありません
 
それならさっさとブラック企業を辞めることで労働力の提供を止めてクズの利益にならないようにして、他に転職をすることで他者の企業に労力を提供して支援すればいいのです
 
 
なのでブラック企業と戦ってもダメージが与えられないのですから、それなら奴らの回復するための手段から止めるべきなんですよね
 
ブラック企業の利益にならないためにさっさと辞めて他に行くというのは下手に戦うよりも力を削ぐことが出来ますから
 



 

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