年功序列はデメリットだらけ!実際感じた7つの悪い部分を語る!

ほんと今の御時世での年功序列には全く恩恵がないと感じますね
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
 
 
その中でも幾つか年功序列な会社に就職していた時期があるんですが、本当に年功序列というのは若い人間には全く恩恵が無いと感じるんですよね
 
確かに終身雇用とセットだった時は恩恵があったのでわからなくも無いのですが、確実に現代であればデメリットしかありません
 
 
というか現代の年功序列は昔のメリットのあった部分を除いてデメリットだけを凝縮した形になっているのです
 
もしいま現在で年功序列の会社に就職しているのであれば、自分自身が働いて感じたデメリットを書いて参考にしてもらおうかと記事を書くことにします
 
 
 



給料がさほど上がらない

実際感じたのは昔ほど勤続年数からの昇給の額が小さいので長く居ても給料は全然増えないんですよね
 
バブル期とかの話を聞いていると年の昇給が5桁とかザラだったので、そこまで上昇量が大きいのであれば長くいるという選択肢も悪くありません
 
 
しかし私が今まで転々としてきた会社では多くは3000~5000円という幅でしたし、中には昇給なしという会社も珍しくありません
 
仮に5000円昇給で40年間勤めたとして上昇した分を計算しても加算分は465万しか増えない計算なんですよね

 
40年もかけてこんな額であれば転職内容次第では数年で元が取れてしまいますし、そうなってくると長く就職して昇給を狙うよりも転職して給料が高い所に移ったほうが早いのです
  

 

無能な上の世代に押し込められる

これはもう人間として仕方のないことですが、基本的に人間というのは個人差があるとはいえ次の世代の方が優秀な人が多いんですよね
 
就職して上司とかがすごく無能に見える事ってあると思いますし、逆に後輩の方が優秀に感じることってあると思いますが、それは生物として仕方のない事なのです
 
年寄りとか未だにフロッピーや手書きにこだわっているのに、若い人なんかはスマホとかそういう電子機器を難なく扱えたりする人が多いのが一例でしょう
 
 
なので年功序列であるということは、そういう無能な上の世代が優秀な下の世代をコントロールして潰してしまう可能性がものすごく高いんですよね
 
私の理想としては優秀な若い世代に任せつつ、上の世代は経験や今まで作ってきたものを駆使してフォローする形であれば一番成果が出しやすいと感じるのですが、その真逆の事になるのがこの制度なんです
 
 
無能世代が思いっきり振り回して、経験も人脈もない下の世代がフォローに回るとか考えただけでも最悪だということが分かりますからね
 
 
そうなってくると若い世代の優秀さを活かしきれずに会社が腐っていくというのを何度も見てきましたし、無能世代は過去の成功体験にしがみついて遺産を使い潰すだけという事になりかねないのです
 

 

会社あるとは限らない

年功序列は終身雇用とセットで会社が未来に存在していれば恩恵を受けれる要素があるのですが、年功序列の会社に未来があるとは思えないというのが大きいんですよね
 
一つ上の項目で語ったように若い優秀な世代を潰して嫌気がさして人材流出し、残った世代は過去の成功体験の遺産を使い潰して自分が辞める頃には美味しい汁だけ吸ってサヨウナラという事は決して珍しくありません
 
 
実際私はそれで数十年先の遠い未来どころか、目先の数年で思いっきり傾くというのを何度か見てきました
 
大企業なんかも簡単に倒産して外資に買われたりする現状を見ると不確定な未来よりも目の前の今を重視したほうが賢いんです 

 
そんな仕組みしかない会社がこの先生きていける可能性は限りなく低いですし、会社が潰れてしまったら年功序列もクソも無いんですよね

 

人間関係が悪い意味で密度が濃い

年功序列の会社には会社への帰属意識というものが高まるそうですが、私が見てきた感じではこれが悪い方向にしか人間関係の密度を上げてないんですよね
 
 
帰属意識というのは
 

ある集団に自分が属している、その集団の一員であるという意識。企業や民族などさまざまな規模・単位について用いられる。<span class="su-quote-cite"><a href="https://www.weblio.jp/content/%E5%B8%B0%E5%B1%9E%E6%84%8F%E8%AD%98" target="_blank">帰属意識</a></span>
 
 
こういう意味ですが、簡単に言ってしまえば家族だとか思わせてしまって無理難題を押し付けるということです
 
 
例えば休日出勤やサビ残なんかを平気で押し付けたり、休日に会社の人間との集まりの強制参加させたりといったことが多くなるのです
 
こういう事を行うことで職場での関係を密にして連携を行いやすくするという名目があるみたいですが、少なくとも休日によっぽど気に入った職場の人間でない限りは関わりたくないですし、無理して関わっても悪い面ばかり見えてくるので逆効果です
 
 
そして帰属意識を高めるというのは、理不尽な事を押し付けて拒否すればレッテルを貼るという気持ち悪い田舎の村八分の縮小版みたいなもんなんですよね
 
 
年功序列で終身雇用がセットになって居た時は滅私奉公もありでしたでしょうけど、メリットが消えた今ではわざわざこんな事をする必要はないのです 
 
 

パワハラ・セクハラが当然のようにある

後は感じたのが年功序列というのは中途半端に上が守られているため、パワハラやセクハラと言った下に対しての嫌がらせをする人間が多いんですよ
 
変な上下関係から逆らえない状況を作って一方的にいたぶる印象がものすごく強いです
 
 
会社という特殊な空間で、変に守られているという状況から横暴で強気になって嫌がらせをすることが出来るのです
 
 
会社でやってるようなパワハラ・セクハラなんて普通の公共の場では出来ないでしょうし、特に何かちょっかいを出せば死が見えるようなヤクザやチンピラみたいなのに冴えないおっさんが仕掛けることってまずありえません
 
そういうことをされているという時点でなにか下に見られているという証拠ですし、その影響がもろに出るのが年功序列による上下関係なんですよね

 

出世がコントロールしにくい

年功序列の厄介なところは出世を上にも下にもコントロールしにくいというものもありますね
 
 
例えばバリバリ出世して上に行きたいという人間がどんなに成果を上げてもよっぽどのことがない限りは勤続年数がなければ出世することがないので努力してもむなしだけです
 
逆に私のように意識が低くて給料が増えない割に責任や仕事量が増えるのが嫌で絶対に出世が嫌だと感じている人間でも、勤続年数さえ増えてしまえば嫌でもエスカレーター方式で出世してしまうということがあるのです
 
 
出世をしたい・したくない人間双方にとってメリットがほとんど何も無いというのが問題なんですよね 
 
 

解雇になる時は普通になる

よくある勘違いで
 
 
「年功序列は何をやっても解雇にならない」
 
 
という意見を見かけますが、実際は解雇される時はあっさりされてしまいます
 
 
私自身が会社の落ち度で仕事が無くなった時にあっさりと解雇されましたし、大企業なんかでもリストラとか思いっきりある時代を見ていると解雇される時は普通にされてしまうんですよ
 
なので年功序列の会社が解雇されないということは全くないと断言できますし、安定しているかと言えばそうでもありません
 
 
むしろ調子のいい時は作業量や責任だけ増えて給料は増えず、悪くなった時に減給や解雇といったデメリットだけはしっかり受けるということのほうが多いのです

 
 

終わりに・恩恵の無い年功序列はただのゴミ

何度も言いますが昔であればデメリットと同時にメリットもあったので一長一短で選択する余地もあったでしょう
 
しかし現代の現実はメリットは無いだけでデメリットだけが凝縮されたゴミに成り果ててるという現状が強いです
 
 
そうなれば上の世代の「年功序列最高!」って意見は全く役に立ちませんし、現代は現代の状況をしっかりと見極めて取捨選択するべきなんですよね
 
少なくとも私は年功序列には一切のメリットを感じることはありません
 
 
もし今いる会社が年功序列であれば、若い人は今一番恩恵を受けれる状況を選択するべきですし、少なくともあるかどうかわからない未来のために今を犠牲にすることだけは確実に間違っていると言えるでしょう
 
むしろ未来の美味しい状況がない可能性の方が高いとなれば年功序列で耐える意味はまったくないと断言できますし、そういう状況であればそれこそ未来の美味しい状況のためにも転職をするべきでしょう
  



  

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