労働基準監督署の監査にブラック企業の改善を期待しても無駄である!

ほんとアイツらは癒着しているとしか思えません
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々とした経験を持つAtusiです!
 
 
どんなブラック企業でもそこそこの期間居ると、労基署から監査が入るということで事務所がバタバタするときってありますよね?
 
そういう時に
 
 
「ここの労働基準法違反っぷりが表になって環境が改善しないかなー」
 
 
なんて思ってた時期がありますが
 
 
一切改善しません
 
 
それはもう絶対と言ってもいいくらいに過言じゃありません
 
今までいくつもブラック企業に行ってた時に労基の監査が入ってきたのですが、どこも一つも改善したことって無いんですよ
 
 
もし現在ブラック企業に居て、労基による監査で改善を期待しているのであれば、それは大きな無駄なのでとっとと転職したほうがいいです
 
今回はどうして労基の監査ではブラック企業の環境が改善されることは無いのか?ということについて過去の経験からいろいろと語ってみようと思います

 
 



事前に監査が入る日を伝えるので偽装が容易

まず労基の監査というのはいきなり抜き打ちで入るということはありません
 
事前にいつ入るかという事を聞かされるので、その日までに必要な書類を用意することになるのですが、事前にその日だけ来るということが分かれば書類の偽装って容易なんですよね
 
 
私の過去に居た会社も、監査のための書類をあれこれ引っ張り出して、違法な状況から基準値に収まるように書き換えを連日行われて居たのを見ていましたね
 
労基は税務署と違って徹底的にやることはなく、表面上の書類さえ問題なければ結構スルーすることが多いです
 
 
むしろ自分たちの仕事を増やされないためにも、見せかけだけ取り繕っていれば後はどうでもいいといういかにもお役所な対応をされてしまうのです
 
偽装が簡単な上に、ガバガバどころか不正を見つける気も無いので違法な状況に対応されるということはありません

  

監査はただの世間話で終わる事が多い

後、監査の人が着ていた時に上の人らが会話しているのを聞いていたことがあったのですが、職場の状況とかではなくただ単に世間話だけで終わっていることが多いです
 
上にも書いたように、不正なんかを見つけられるとブラック企業的には潰されてしまうし、労基の方では面倒が増えるというお互いの利害の一致があるので、グルになっているんでしょうね
  
 
お役所的にも「監査をやった」という事実さえあれば中身はどうでもいいということですし、臭いものには蓋ということで、形さえ作って終わりという事なんでしょう
 
 
ただ労基の人も人手が足りないって話は聞きますし、自分の仕事を忙しくしてブラックを潰しても給料上がるわけではなさそうですし、ブラック企業経営者には恨まれるでしょうし、場合によってはブラック企業の従業員にも「職場を潰しやがって!」ってな感じで恨みを買う可能性を考えると分からなくもないですね
 
多分私も労基の立場なら同じようにスルーしますもん 

 

悲惨な現状を伝えても見て見ぬふりされる

臭いものには蓋ということで、わざわざこっちから悲惨な現状を伝えたり、タイムカードには無い労働時間の記録なんかをとって提出したことがあるのですが、見て見ぬふりされます
 
ネットでは「労基はちゃんとした証拠があれば動く」なんて言う声も聞きますが、私は過去に何度も試しましたが一回も対応してもらったことは無いので、ネットの評判はウソだなって感じてますね
 
 
5回位は報告したはずですが、一回は「折返しこちらから」なんて言われて一切反応なしで、残りの4回はそもそも全く反応が無いという状況です
 
 
臭いものには蓋どころか、臭いものを見つけても逃げるという感じで全く仕事をしてないといっても過言じゃないですね
 
自分から動いてもコレなのに、向こうから来るガバガバ監査でブラック企業が変わるわけが無いんですよ
 

 

むしろ労基はブラック企業っぷりを悪化させる

むしろブラック企業への監査は、微妙な不備を指摘してくるので、その結果として余計な仕事が増えることでブラック企業っぷりがより加速します
 
いわゆる「余計な仕事を増やしやがって」ってやつですね

私の時はとあるデータや確認の為の書類が足りないということで、監査が終わってからその仕事が追加され、毎日20分の残業が増えることになりましたね

 
そこまで大きな仕事では無いのかもしれないのですが、コップに水を注いで表面張力で保っている水みたいなもので、いっぱいいっぱいのところに余計なことを追加してくるので本当に少しの手間で発狂しそうになります
 
そしてブラックはそれを無償でやらせる傾向にあるので、余計にブラックっぷりを悪化させるということなんです 
 
 

 

終わりに・改善を期待するだけ無駄なのでさっさと転職すべき

そういう訳で、労基の監査ではブラック企業というのは改善することは絶対に無いです
 
そもそもそんなので改善するくらいならとうの昔に改善しているはずなので、現在まで改善してないということはそういうことだという事にもっと早く気がつくべきでした
 
 
よってブラック企業で「いつか改善される」という無い希望を持って耐えているよりも、すでにもうブラック企業じゃない普通の会社を目指して転職を行ったほうがはるかに効率がいいのです
 
改善するかどうか(むしろ改善しない)上に、ブラック企業にそこまで好き勝手されて自分の精神や肉体が持つのか?という話でもありますからね
  



  

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