成果主義・実力主義はブラック企業の証!その理由を語る!

このキーワード入ってたら間違いなくブラック企業だと断言していいですね
 
 
 
どうも!様々なブラック企業を転々としてきた経験を持つAtusiです!
 
 
求人情報とかを見ていると

 
・実力主義
 
・成果主義
 
 
という言葉を目にする機会ってとても多いと思います
 

何も知らない状態であれば「やればやった分だけ良いことがあるんだな」とか思う人も居るでしょうし、本当に何も知識がなかったときは私もそう思っていた時期がありました
 
しかし、実際にはこれらのキーワードと言うのは就職を避けるべき地雷でしかないことが多いのです
 
 
今回はこの実力主義や成果主義というのがどうしてブラック企業の証なのかということについて記事を書いていこうかと!
 
  



何をもって実力・成果とするのか?

実力主義も成果主義もどちらにも共通して言えることが
 
 
「何をもってそれらを判断しているのか?」
 
 
という基準が無いことなんです
 
例えば「契約月に○件取る!」とか「生産量○つ作る!」とかそういう明確な基準があれば実力や成果などわかりやすいかもしれませんが、そういうものがある会社って一切見たことが無いんですよね
  
 
これって「がんばる」という言葉に近いモノがあって、頑張れって言われてなんとなく言いたいことは分からんでも無いけど、実際の中身はよくわかんないのでどうしようもないという事なんです
 
基準がないということは評価する人間の適当な判断でしかなく、例えばものすごく成績がいい人でもさっさと成果を出した後はのんびりしてると怠けてると見られたり、逆にあんまり仕事をしなくてもサビ残とか無償早出することで頑張ってるとみなされる事が多いのと一緒なのです
 
 
そしてそれらの実力や成果というのは成績や仕事内容では無く、どれだけ残業や休日出勤をこなしたかという中身の無い長時間労働で判断されるケースがものすごく多いです
 
確実にこれらの評価の仕方は間違えていると断言できるのですが、その判断する基準が滅茶苦茶なのでこの様なことでしか判断できないのです
 
 

頑張った分だけ給料が上がるは嘘!給料は大して変わらない!

そして実力主義や成果主義の後ろにつくのが
 
 
「頑張った分だけ儲かります」
 
 
という言葉を目にしますね
 
 
しかし上記のように評価する基準が曖昧なのに、それをどうやって待遇に反映させるのか?ということなのです
 
実際には成果を出そうが出すまいが結局は月の給料が一定だったりするので実力も成果も関係ありません
 
 
私自身も過去に実力や成果主義と謳う会社に在籍したことがありましたが、その割には個人の給料は特に変わることはなく、別にそうでない会社ともさほど差がないことが殆どでした
 
 
上記に書いた評価される点が長時間労働だったりしますが、それはただ単に働く時間が伸びて時給が増えただけで成果でも実力でも無いんですよね
 
 
唯一、仕事のこなした量で給料が反映される歩合制と言うものが存在していて、それなら分からなくも無いですが、それなら最初から歩合制と明記すればいいだけの話ですよね?
 
歩合制でも無い実力主義や成果主義は、ただ単に曖昧な基準で徹底的に人をこき使う詭弁でしかありません

  

能力を競い合うよりも足の引っ張り合いになる

これらの言葉を出すと、個人個人で能力を高め合うイメージがありますが、実際にそういう会社に就職して感じたことは真逆です
 
自分を高めるよりも他人を引きずり落とすほうが楽なので、結果として社内で協力するよりも足の引っ張り合いになってしまうので人間関係が最悪になります
 
 
自分の能力を高めても待遇に反映されないけど、しっかりと怒られたりするマイナス面だけは存在するとなれば、相対的に自分以外を落とすという考えになるのは当然のことなのです

実際に私が居た環境でも足の引っ張り合いでお互いが協力して仕事をするということは全くないと言っても過言じゃありません
 
そのせいで組織系統がぐちゃぐちゃになることも日常茶飯事でした 
 
 
仕事で従業員を競争させようとする会社は退職すべきゴミと断言する!
 
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頑張ることでプラスよりも頑張らないことでマイナス

ではこれらの要素は全く関係が無いのか?と言われるとそうでもないのです
 
ただしやったことが報酬や待遇などと言ったプラス面に働くのでは無く、解雇になったり村八分になるといったマイナス面に反映されます
 
成果を出しても給料に反映されないけど、出さなかったらクビって感じですね
 
 
頑張ることで報酬を与えてやる気を引き出すのではなく、結果を出さないことによる解雇をちらつかせて恐怖心を煽るという会社がとても多いです
 
実際はそんな会社であれば解雇になっても惜しくも無いんでしょうけど、目先の生活がかかっていると盲目的になってしまってそんなことを考えられなくなる人が多いですね
 
 
なので
 
「がんばった分だけ報われる」
 
では無く
 
「頑張らなかったらひどい目に合わせる」
 
というのが正解なのです
  
 
なので成果主義や実力主義というのは待遇を上げる方向ではなく、待遇を下げる方向にしか使われません
 
更に成果・実力主義じゃない会社ともさほど差がない中で下げる方向にはきっちり機能しているというのは労働者にとっては不利な条件しかないと言えます 

終わりに・見返りも無い上にしんどいだけ

この様に成果主義や実力主義の会社というのはしんどい上に見返りがないという「頑張って儲かる」のか「儲からないけど楽出来る」という悪いところだけを凝縮したような会社が多いです
 
もし頑張った分だけ待遇がほしいというのであれば歩合制の会社で多く仕事をこなせばいいですし、あっちのほうが真の意味で成果主義だと言えます
 
 
なので仕事への意識が高い人でも見返りがないから避けるべきですし、逆に生活さえ出来ればそれで良いという意識が低い人もやっぱり避けるべきなのです
 
やる気のあるなし関わらずに良い部分が無いので実力主義や成果主義は避けるべきなのです

  



  

 

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