トヨタ生産方式を導入する会社は辞めるべきブラック企業の特徴だ!

トヨタ生産方式取り入れてる職場って大体ブラック企業しかない
 
 
 
どうも!数々のブラック企業を転々とした経験を持つAtusiです!
 
 
生産工場とかで「トヨタ方式」なる方法を導入し始めている会社が多くなってると感じ、事実私が居た会社もこういう事をやり始めた会社が多かったように感じましたね
 
トヨタ方式という言葉が聞き慣れない人の為に簡単に説明すると
 

・今まで2人でやってたことを一人でやらせれば経費削減になる!
 
・給料は増やさないよ
 
・個人の責任は増やしますよ
 
 
と、はっきり言って従業員にメリットは何一つ無い糞っぷりです
 
言葉は色々変えているでしょうけど、中身は大体こんな感じですね
 
 
主に海外で安く経費が抑えられて、海外の従業員は満足度が高いという理由で導入しているアホです
 
 
確かにトヨタは大企業で利益もたくさんある会社なので、その方法を学ぼうとする姿勢そのものは評価できるのですが、実際は表面上のうわべっつらだけを真似をして、中身が全く伴っていないことが多いです
 
それどころか本家以外では本質を理解しておらず、逆の効果しかないことのほうが多いのです 
 

ブラック企業ほど「トヨタではこうやってるんだ!」ということを自慢げに語る場面に遭遇してきましたが「お前の会社はトヨタじゃねーだろ!」って何回も心の中で突っ込みを入れていましたし、こういう会社は就職価値がないゴミだということについて記事を書いていこうかと!
 



トヨタ生産方式は本質を詰めた結果であって表面だけ真似しても意味がない

確かにトヨタそのものは大企業でたくさん利益を出しているので、トヨタ生産方式なるものがあったら取り入れたくなるのもわからなくもありません
 
しかし実際には、本質を突き詰めた結果であって、あれの本質を理解せずに真似をしたところでプラスになるどころか逆効果にしかなりません
 
 
ここでトヨタ方式について実際に私が経験した例を3つほど挙げてみます
 
まず一つは「なぜなぜ分析」と呼ばれる方法で、「なぜ?」という質問をすると問題が見えてくるというものです
 
 
しかし実際のところは、本家以外では問題解決の手段ではなく、ミスの揚げ足を徹底的にとって詰めるだけのパワハラ行動にしかなっていません
 
本来の意味は「5回も詰めたら問題が見えるだろう」って意味のはずなんですが、これを表面上だけ理解すると「5回詰められないやつを攻撃する材料を見つける」ということにしかなりません
 
なぜなぜ分析を行う上司は揚げ足取って怒鳴りたいだけのクズである!
 
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次にトヨタ式でよくあるのが「部下の回答に関して答えを教えない」というものです
 
これはなぜなぜ分析の延長ですが、普段から考えさせる思考をつけさせるためのものということで
 
 

、「なぜそういう理屈になっているのか、なぜ今そういう質問をしているのか、自分の頭で考えること」が求められます。そうした力、言ってみれば物事の本質を洞察する思考力を、日々のコミュニケーションによって鍛えるカルチャーのため、常日頃から「なぜ?」の嵐です。しかも、答えは教えてくれません。自分なりの考えを言うと、「なるほど。それがお前の考えか」といった感じで、答えた内容が合っていたかどうかは、その後の上司の指示や態度で判断するしかないケースがほとんどでした。むしろ、答えは人それぞれだから、別に明確な答えは必要ない。それでも考えることに意味があるんだという訓練法、あるいはコミュニケーションのスタンスが共通化されていたと感じます。トヨタが「答えを教えない」からこそ人が育つ訳
 
 
という内容です
 
 
しかし実際のこれをほかの会社でやられた時には、何を聞いても「自分で考えろ!」と突っぱねられるだけで、上司の教育や管理を放棄させる口実にしかなりません
 
そうすることで余計な失敗や萎縮が生まれてしまい、職場内の生産性が激減するというのに気が付かないのに、「トヨタでそうやっているから」と脳死して考える頭を持たないのです
 
逆にお前らのほうが考える思考を持てって言ってやりたいですね
 
「自分で考えろ!」という上司は例外なくクソゴミだと断言する! 

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最後には「本音で直球をぶつけ合う」というのもありましたが、これは完全にお互いが対等な関係だからこそ許される行為であり、これが上司部下の関係であれば全く機能しません
 
上司からボールをぶつけるのは許されるのに、部下からのボールは全く許されないというのは、本音をぶつけ合うのではなく、上司が本音のドッチボールを通り越してサンドバックにしているだけです
 
 
こういったパワハラを行う口実を与えたうえで普段から「もっと意見を出せ!」などと言って、出した意見を一蹴したり生意気だと言って批判してより攻撃させる口実を与えてしまうだけなのですよ

 

贅肉と筋肉を間違えて削ぎ落としてる

トヨタ方式の最大の問題点は、人員削減して給料据え置きで責任や仕事量は倍というもの
 
一見コレは目先では経費削減の効果が強いように見えますが、コレは贅肉を削ぎ落とすのでは無く筋肉を落とす行為だといえますね
 
 
間違いなく残った従業員への負担は極大化していきますし、仕事量や責任に対しての費用効果が非常に悪くなり、体感では4倍ほどの負担増になってしまい、間違いなくそんな状況になれば残った方もいつかは逃げ出すが潰れるかのどちらかになります
 
 
そうなると本来は削っては行けない部分まで削ってしまったことによって、人間の体に例えると筋肉部分が弱ってしまって体が動かなくなるのと似たような事が起こります
 
そもそも贅肉だって緊急時のエネルギーの保存としてある程度は必要な訳で、そのエネルギーを削ってしまったら体(会社)がやせ細っていくのは当然と言えるでしょう
 
ダイエットでも筋肉落としてしまったら目先の数字は良くなっても、絶対に悪影響が出ますからね
 
 
企業を体と例えると、必要な運動をせずに絶食ダイエット行うようなものなのです

 
トヨタ生産方式は、あくまで人がいる前提の話であり、その人が最大限効率よく力を発揮し、最大成果を出すための方法であり、少ない人数で無理矢理ぶん回すための言い訳を与える口実ではないということです
  

海外で成功しているのは仕事に関してドライだから

海外ではこのトヨタ方式が成功して満足度が高いというのは、海外では仕事に対して過度に責任を持たずにドライだからという理由が大きいでしょう
 
海外が無責任というよりは、日本の仕事の責任の範囲が大きくて重いというのが正しい言い方かもしれません
 
 
他にも仕事量を上げるのであれば給料を上げろという交渉もしやすく、決裂した場合はすぐに去ることになるので、それによって給料を上げる事も出来るので、結果として満足度が高いものになるんですよ
 
 
日本の場合には苦労だけ押し付けて報酬や利益を出さないスタイルなので満足度が上がるはずがないのです
 
表面だけマネて肝心の中身がない事をするのは日本の経営者のお家芸ですね

 
 

終わりに・トヨタ方式に限らず、外見だけマネて中身がない

企業としては経費削減しまくったほうが都合が良いですし、そうすることで周囲には経費削減を行って素晴らしい経営とか言われているので現在やられている従業員はたまったもんじゃないんですよ
 
本当にこれこそ搾取と言うか、命を吸われているって感じが伝わりますね
 
 
このトヨタ方式に限らずに、各地で成功した事例とか聞いて外見だけ真似して中身が無いような事をするような会社は遅かれ早かれ人が辞めていくことになり、贅肉どころか筋肉が落ちて経営がガタガタになるでしょう
 
そんな状況で仕事をしていても辛いだけですし、最後までいたとしても一切報われるどころか上が好き放題やったツケを払わされるだけで良いことが全くありません



 
 

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