偉人の行動や言葉の意図を理解せず真似する経営者の元は離れるべき理由を語る!

凄い経営者とかの手法だけ真似て中身が無いやつって結構居ますよね?
 
 
 
どうも!今まで数々のクソ経営者の元で仕事をしたことのあるAtusiです!

 
私自身が様々なブラック企業を転々とした経験があり、ブラック企業というのは大体が経営者がクソな場合が殆どで、何度も転職を繰り返している内に少しづつですが切るべき経営者の特徴というのも分かってきました
 
今回はそんな見限りべき経営者の特徴に、偉人の格言や言葉の意味を理解せずにそれらを実行して部下を潰すという実際に遭遇したクソ上司の形や上辺だけ真似て失敗した例を上げていこうかと
 
 
 
偉人の言葉を参考にしていることが多いので、各地でこういうタイプを見かけることがあると思うので、遭遇したら逃げるべき
 
 
 



一番最初に返事をしたものに仕事を任せる

これはちょっと有名な話なんで聞いたこともあると思う人も多いでしょうけど、某飲食店で次の店舗を出すことが決まった時に、次の店長を決めるのに最初に名乗り出た人間に任せたという話
 
やる気と判断力を図るためにこういうことをしたという話があるのですが、私がかつて行っていた小さい会社もこの方法に感動して同じような事をしはじめて、最初に「やります!」と言った人間に仕事を任せるというモノ
 
 
これを形だけ真似て、その時に私を含めて3人の同期が居たのですが、最初に名乗り出ることで社長からの信頼が厚くなったのですが、明らかに次から次へと仕事を押し付けられるようになり、最後は相当消耗することに・・・
 
私は絶対にこのような意図には早い段階で気がついていたので、いつでも返事をするのは一番最後で、そのことでよく「意欲がない」と怒られていましたが、私から言わせれば形だけ真似るそっちの方に問題があるって常に思っていましたね
 
 
 
オリジナルと違う所は、頑張ったら頑張っただけ見返りがあるということで、任せられる立場もお店一つ任せられるというある意味では自分の城が手に入るというモノ
 
それらなば我先にと名乗り出てチャンスを掴むというのもわからない話ではありません
 
ある意味では報酬や待遇で釣っているようなモノで「その餌に誰が最初に食らいついたか?」というだけなんです 

 
しかしコレの真の意図を理解せずに真似するパターンは、報酬や待遇には一切利点を見いだせない状態で、名乗りを上げれば仕事量を増やされるだけ
 
上記のオリジナルが釣り針に美味しい餌をつけているとすれば、パクリの方は餌をつけずに針をむき出しにして、それで魚がかからないから逆ギレしているようなモノなんです
 
 
現にこの言葉の上辺だけを真似していたところでは、信頼が厚くなっても待遇がよくなるわけでも無いし、逆に仕事量を増やされるだけの痛手が増えただけ
 
釣り針が刺さって抜けなくなっているようなもので、餌が無いのに食らいつく必要は労働者視点では一切ありません
 
 
 
どんな立派な精神論を言ったとしても、結局は雇われの人間を動かすのはいつの時代も十分な待遇や報奨、そして休息というのが真理なんですよ
 
それを無視して出すものを出さずに、やる気を図る経営者とか傲慢すぎてついていくべきでは無いんですよね
  

入社したら3年頑張れ

よく入社してすぐに仕事が嫌になってやめようとするとこういう事を言って引き止めてくる経営者を何度も見かけました
 
そうして短期間で辞めるやつを徹底的にレッテルを張って、逃さないようにするというのが目的でしょうけど、コレもオリジナルは違う意味で
 
 
「三日我慢できれば3ヶ月頑張る。それもできれば三年頑張る。三年頑張れれば(それは君に合ってるから)一生の仕事にしろ」
 

という意味で、我慢して続けることを言っているのではなく、逆に我慢せずに続けられるような事を仕事にしろという意味で、中身が全くの真逆なんですよ
 
 
この言葉の真の意味も知らずに、耐えることだけを重視して居る経営者が多いのですが、私自身の経験からやる気の出ないようなことや耐えれないような物事って続けたとしても何の価値も無いんですよね
 
むしろ一度嫌になったものを続けて好きになるなんて事は絶対になし、逆にどんどん嫌いが加速するだけなので、嫌だと思ったり耐えれないと感じた瞬間が一番の辞めどきなんです
 
 
 
短期間で辞められると困るのは労働者ではなく経営者側なので、こういう事を言って引き留めようとしてきますがいっさい聞く耳を保つ必要はありません
 
 

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を重視する

これは多分世の中の8割以上の会社で聞かれる言葉で、広まっている意味としては何でも報告・連絡・相談することで社内の情報を共有しなさいとかそんな意味として広まっています
 
しかしコレの本当の意味は、気軽に報告・連絡・相談が出来る環境を作りなさいと言う意味で、ホウレンソウのことなんてどうでも良いのです
 
 
世の中の大半の人間はホウレンソウ部分に目が行ってしまって、この部分が大事と勘違いしている人が多いですが、用事もないのに過度にホウレンソウなんて行えばやる方も受ける方もしんどいので、そういうストレスからかえって人間関係が悪化するんですよ
 
 

私が経験したホウレンソウを重視する会社は例外なく、ホウレンソウを行えば「いちいち聞きに来るな!」だの「そんな事も判断できないのか!」と怒らます
 
逆に報告をしなければしないで「何故やる前に聞きに来ない!?」や「どうして自分の判断で行動をした!?」とどっちにしても積んでいます
 
このようにどっちの行動をとっても怒られるというダブルバインド傾向にあるので、それによってストレスが非常に溜まりやすく、本来の意図とは逆の事になってます
 
 
ダブルバインド対策については
 
ダブルバインド(二重拘束)なパワハラへの有効な4つの対処法を書く
 
この記事をどうぞ
 
 
その結果として、社内は常に重苦しくて、人間関係に耐えられずに辞める人が多く、私の居たところでは例外なく中堅社員が誰一人居ないという状態で、会社が傾くのは時間の問題でしたし、というか実際に私が居た時代で会社が傾いてましたね・・・
  

終わりに・こういう経営者はついて行ってもいい事無いから見限るべき

このようによく聞かれる例を3つほど挙げてみました
 
 
偉人の言葉や行動を理解せずに上辺だけ真似る会社は大体の会社が本来の効果とは逆になっていることが多く、結果として会社の寿命を縮めているんですよ
 
それにこういう言葉の意図が分からないような人間では頭もあまり良くないので、そういう人間が運営している会社って決まって小さいところばかりで会社も大きく発展することも無いですし、無駄なことばかりやって徒労が必要以上にある会社ばかりでした
 
 
こういう人間の元はストレスが大きく貯まるくせに、見返りは無駄なことしかやってないので実入りがないから稼ぎもないので反映されることもないので、精神面や待遇面の両方で良いことは全くありません
 
私もこのような人間の元を全て去ることになりましたが、辞めたこととか一切後悔することはたったの一度もありませんでしたしね
 
 
もし上の人間が自分の方法ではなく、他人の方法の上辺だけしか取らない人間であれば自分から何か作るという事も出来ないような人間なので、そういう人間は仕えるべきではないのでさっさと見限って次に進むべきなのです



 
 

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