ブラック企業の経営者は、自分がブラックだという自覚が無い

今まで居た職場を見てもそうでした
 
 
 
どうも!様々なブラック企業を今まで転々とした経験を持つAtusiです!

 
私が過去に行っていた会社を転々とした時に、大体前の職場の事なんかを聞かれたりしていたのですが、その時は大体どこの経営者も
 
 
「それどんなブラックやねん」
 
  
と言ってドン引きしていたのですが、そのように話した会社もブラック企業だったということが全部でした
 
 
2chで我が社をブラック扱いした君へ。
 
 
こんな匿名ダイアリーがあったので読んで居たのですが、きっと私が過去に居た会社の経営者も私のブログの体験談を読めば「もっとキツイ所がある。甘えるな」とか言いそうだなと
 
というかこういうことをやってる時点でかなり黒いものを感じますし、自分の方がブラックって自覚が本当にないんですよね 
 
 
私は今まで居た所は法律なんて守られてなかったし、ブラックだと胸を張って言えるけど、今もいる人達はそんなことを思ったりしないんだろうなと感じました
 
 
 
今回は労働者視点と経営者視点でブラックかそうでないかの認識のズレについて話をしようかと
 
 
 



ブラック企業の経営者は会社維持に必死

ブラック企業の経営者を見ていると、どんなに小さい会社でも必死になって会社を維持しようとしているとは思います
 
そしてよっぽどのサイコパスでもない限りは社員にブラックな環境を強いようとする人も居ない・・・と信じたいです
 
私は比較的小さい会社ばかり転々としてたから社長とかを見たことがあるけど確かに凄いとは思うんですがね・・・
 
 
 
・・・しかしそれとコレとは別で、だからといって社員に対してブラックで劣悪な労働環境を強いてよいという免罪符には絶対にならないのです
 
私が過去に行ったところは必死さを盾にしてブラックな待遇や環境も仕方ないと正当化する所が本当に多かったけど、そんなものは絶対に許せることではない 
 
 
 
ブラック企業の経営者が、自分の会社がブラックという自覚が無いのに、自分自身が必死だからこそ社員も多少雑でもついてくると勘違いしているやつは非常に多いのです
 
というか維持に必死になるくらいなら最初から人を雇わなかったらいいのにと常に感じます

 
 

そんな環境でも仕事が続くやつは確かに居る

私は今まで居た会社の事を名前は伏せていますが思いっきり貶してるし、ブラック企業で劣悪な労働環境だったと断言していいです
 
しかしそんな会社にも不思議と長く持つ人間が絶対に居るもので、2~5年勤務くらいの中間層というのは殲滅されているけどそれ以上の突き抜けた人間というのは不思議と何処の職場にも存在するんです
 
よっぽどその環境でも適応できた人種なのか変なプライドがあるのか知りませんが、そういう人間は劣悪な環境でもモチベーションをある程度保てているのです
 
 
 
私はコレを魚に例えて、大阪湾のヘドロ地域に生息できるような魚みたいなものだと感じており、そういう場所では普通の魚は生息できませんが、たまにこういう環境でも適応できる奴が居るんです
 
そして適応できる生物からは劣悪な環境と思わずに暮らせるので、それがブラック企業でも何年も勤続できる人間と一緒じゃないかなと
 

 

ブラック企業の経営者は自分の会社の待遇の悪さを自覚していない

私が転々としたブラック企業の経営者というのはみんな口をそろえて
 
 
「高い給料を出してやっている」
 
 
という言葉を口癖のように言っていました
 
しかし実際には手取りで20万を超えないところしかなかったですし、何ならギリギリ10万円を超えるかどうかって会社も多々ありました
 
 
他の会社と比べても明らかに低い水準であり、比較することを全くせずに自分の会社の待遇の悪さに全く気が付いていません
 
気が付いてないからこそ悪待遇でも本当に高い給料を出してると錯覚しており、自覚がないからこそ給料が上がるということは一切ありません
 
 
確かに利益率からみれば会社が維持できるかどうかというぎりぎりの水準を出していて、割合的には高いのかもしれませんが、それってはっきり言って稼げないごみのような仕事をやっているのが問題ですし、苦労すればするほど儲かると錯覚しているバカだからこそ勘違いをしているのです

労働者視点で見れば自分の作った会社じゃないから耐えれないのは正解

会社の維持というのはよっぽどコネや技術があるのであれば別ですが、本当に軌道に乗ったりするまで滅茶苦茶大変な時期というのは存在します
 
そのためには多少のブラックな働き方をしないと軌道に乗せるまで非常に大変だったりするのです
 
 
これが自分の作った会社だと愛着があったりするので自分の時間を犠牲にしてでも会社が全てだというケースもあり、入れ込むのも惜しくないと思っている経営者も中には結構存在するでしょう
 
そういう人達は自分の作った会社に好きだから入れ込んでいるのですごいパワーがあったりするので多少の劣悪さでも平気な人が多いです
 
 
しかし、そうでなく後から入った人間は自分が作ったわけでも無いので愛着なんて微塵も無いことが多いです
 
その為、そういう人達にとっては「法律厳守をしているか?」「給料はちゃんと出るのか?」というドライな目線になるのです
 
 
 
この認識の差が経営者にとってはブラックさが見えなかったりしますし、逆に労働者には非常にブラックに感じられたりするのではないかなと自分の経験から感じましたね
 

  

終わりに・自分がブラックだと感じたらそれはブラック

という訳で、経営者が「甘え」「他よりまし」とか言ってブラックさを認識でないのは仕方のないことで、私自身も耐えれないことは周りの意見から自分が甘えているからとか思った時期も少しだけありましたが、実際に振り返ってみると別に甘えでもなく当然の反応だったなと振り返ってから確信します
 
 
私の意見では他人がなんと言おうが、自分自身が耐えれない事があると感じるのであればそれはもうブラック扱いしていいと感じましたね
 
自分が耐えれないから逃げるというのは極めて正統な判断であり、それを甘えとか咎めてくるほうがおかしいんです 
 
ブラック企業でも適応できて居心地が良く思う奴も居ましたし、基準にすべきは他人の判断では無く自分自身の絶対判断です
 
 
いくらクソ経営者が口先では「自分の会社はホワイトだ!」などと主張をしていても、自覚のないバカは救いようがないので気が付かないからこそ改善されることはありません
 
だから他人があれこれ言うよりも、自分が何か異変を感じたら他人の意見に左右される前にとっとと逃げたほうが良いと私は過去の経験から強く確信しています



 
 

おすすめの記事