株の初心者が絶対にやってはいけない信用取引の事を書く!

株式投資はいい面もありますが、悪い面ももちろんあります
 
 どうも!株が収入源でなんとかなっているAtusiです!
  
ここ最近は株のことも需要があるかと思い、社畜批判な記事だけでも無く株式投資の事も書くようになって来ました
 
 
私自身は、株式投資で収入を得ている人間なので、株式投資は素晴らしいものだと思っていは居るんですが、そううまい話ばかりでもないのが世の中の常
 
最近はいい面ばかり書いて居たので、今回は悪い面にも目を背けず書いてみようかと
 
 
株というのは投資をして儲かる反面、元本保証では無いので投資した額よりも下回ることも当然あります
 
私の投資は基本的に損をしないことを第一に考えて運営しているので、最悪の場合でも借金地獄で自殺。なんて事にはならないようにしています
 
今回はそんな中で絶対にやるべきでは無い信用取引の事を書いてみようかと
 
  
 



信用取引って何?

自分の持っているお金を担保にして、相手に信用してもらい、自分の持っているお金以上に運用すること
 
簡単に言えば借金して取引をすることです
 
 
自分の持っている3倍ほどのお金を運用出来るので、投資額が大きくなるとその分利益も大きくなります
 

ドラゴンボールで言えば
 
 
 
 

まんま「界王拳」みたいなもので、効果は絶大な反面、仕留めきれなかった場合のデメリットがデカイ 
 
 

他にも買うだけでは無く、自分が現段階で株を持っていなくても株を売って後から買い戻すという「空売り」という方法もあります
 
これをやれば売ったタイミングよりも値段が下がった場合に買い戻せば、その差額が利益になります
 
 
 
ちなみに自分が持っているお金で運用するのを現物(げんぶつ)と言います
 
基本的に私は株は現物でしか運用しません 
 
 
 
 

初心者は「信用取引」を行ってはいけない理由とは?

確かに莫大な利益を出せる反面、逆に言えば損した時の額も凄まじいことになります
 
そして何より怖いのが
 
「もともと持っていたお金を0より下回る可能性がある」
 
事があり、借金する可能性が出てくるのが非常に怖い 

 
 
例えば運用資金が10万円あったとして、信用取引だと30万で運用が可能です
 
仮にここで買った銘柄が半分損を出したとすると
 
 
現物 10万 ✕ 50% = 5万円の損
 

と半分無くなるだけで済みますが、信用でフルにやっていると
 
 
信用取引 30万 ✕ 50% = 15万円の損
 
 
と、10万円しか持っていないのに5万もオーバーすることに・・・
 
これが株で借金をするというカラクリ
 
 
 
ちなみに現物であればどんなに下がってもゼロ未満にはならないので、失敗しても借金で苦しむことはない

 
 
それと信用取引は持っているだけで手数料をむしり取られるのと、半年以内に売買をしなければ強制決算されるというのが弱点
 
私も含み損をして、プラスに転換するまで数年持った銘柄が幾つかあるので、信用取引であればそこまで待つことが出来ないんです 

  

信用取引の最大の恐怖は「追証」

そうして仮にお金がマイナスになった場合に証券会社から「追証(おいしょう)」という
 
足りない分の金入れろやゴルァ!!
 
という催促を受けることに
 
 
この足りない分を入れなかった場合には、損している現在の銘柄を強制的に取引されるので、損が確定してしまうんですよね
 
私はこの追証にはなったことが無いので期日は知りませんが、そこまで猶予は長くなかったように記憶しています
 
 
 
株というのは例え数値上は損していたとしても、売らずに上がるまで持っていれば確実に利益になるという仕組みなんですが、この追証には損しているから待つということが出来ないのが難点

 
 

信用取引をどうしても行いたいのであれば「条件付き」で空売りだけ

ただ、この信用取引というのは全くやってはいけないのか?という訳では無く、条件が揃えば実行してお小遣いを稼いでみるのも面白いんです
 
 
その条件とは
 
 
・空売りしようとしている銘柄の現物を持っている
 
・その現物で、空売りしようとしている段階で利益が出ている
 
 
というこの2つの条件があればしてみても良いんです
 
 
現物を持って空売りをすれば、空売りした時に急騰したとしても、買い戻すのでは無く、今持っている現物をそのまま返済に充てる「現渡し」という制度があります
 
もし現物で利益が出ているのならば、その利益の出たものを現渡しをすれば「利益の出た段階で売った」という事と同じこと
 
 
 
「これなら普通に売ればいいじゃん」と思うかも知れませんが、信用取引でやるメリットは手数料が安く済むんです
 
数円のぶん取りあいをするデイトレーダーは、小さい利益を重ねて行く必要があるので、その取引回数が多くなると必然的に手数料も大きくなります
 
 
 
長く保有していると手数料を多く取られますが、短期決戦であればむしろ安くなるんです
 
 
 
この様に相場が急変しても大丈夫という後ろ盾を用意してデイトレで小遣い稼ぎに挑んでみるのも面白いかも知れませんね
 
ちなみに私はこれが下手くそで、デイトレをやると大抵失敗するので私はやりません

 
 
 

終わりに・身の丈を越えた信用取引は「投資」ではなく「博打」

信用取引で自分の持っているお金を運用するのは、投資の枠を超えて、競馬や競輪やカジノといった博打なんかと同分類です
 
大きく儲かる反面、失敗すれば身を滅ぼす可能性もあるので、株の知識が浅い初心者は絶対にやるべきでは無いと断言するし、慣れた人でもどうなるかわからないのでやらないほうが良いと私は実感しています
 
 

 ただ逆に言えば、初心者の人は信用取引にさえ手を出さなければ借金地獄になることはまず無いですし、損しても良いや。と軽く思える金額で現物を触ってみるのが一番手っ取り早い勉強じゃないかと私は思います

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