「職場で無能」と思うのなら「他の場では有能」の可能性が非常に高い件

昨日のテレビを見て思ったことです

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どうも!調理師以外の職場では仕事が出来なかったAtusiです!
 
昨日の

「好きか嫌いか言う時間」で様々なニートの特集を見た感想を書くよ!
 
この番組の最後に出た人の「自分が無能だと思ったから単純作業の仕事についた」という28歳の男性の言葉が強く印象に残ったので、今回はこれを掘り下げて見ようかなと
 
何度も言いますが、自分で無能扱いしてますけど、私から見れば全然無能に見えないんですよね
 
ただこの様に自覚があるってのは確かに「職場では無能」だったんだなって
 
この人を貶すわけじゃ無いので興味があれば見ていってもらえれば!
 
 



仕事には適正がある

まず、昨日テレビに出てた人は「自分は有能な人の指示に従って単純作業なら出来る」という風に明言していました
 
コレってある意味凄いですよ、私なんて指示もらってもパッパラパーにしますからねw
 
 
私の場合だと、組織に属することが一切出来ず、上になっても下になっても絶対にやらかします

しかし、その分は一人で活動した時には勝手に何でも自分でしていく強さがあると思ってるので
 

組織に属するという視点から見れば無能
 
単独行動を行い物事をこなすのであれば有能
 
 
という風に2つの面を併せ持ってます 

ですので、昨日の彼も、「無能と思われてる職場では無能かもしれないが、逆に単純作業を必要とする場であるなら有能」という事になりますね
 
 
適材適所って言葉があるように、人には自分が息をするように出来る物事もありますし自分が血を吐きながら石にかじりついて逆立ちしても出来ないこと、と言うのも同時に存在します
 

 

己の立場を理解し、最善の手を行ってる

この人の凄いなって思った点は「自分の弱点に向かい合ってる」っていうのが凄い

ちょっとプライドの高い人間だと、自分の弱点なんて一切認めず、何かあった時に超もろいですからね 
 
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」って昔の偉い人が言ってたように、敵(職場)と自分(弱点)を理解しておけば戦いようはいくらでもあるんです
 
自分の力量をきちんとわきまえて、技量以上の事を行わずにミス無く遂行するって、有能の証だと私は思いますね
 
 
下手にプライドが高くて、自分の力量以上の事をやろうとして、それで勝手に失敗して折れるヤツのほうがタチが悪い
 
 それに今の日本社会は99の成功を収めて1の大失敗を犯す奴よりコレと言った成功が無い代わりにミスも無いってヤツのほうが重宝がられますからね
 
 
 

自分が環境に合わせるのではなく、環境を合うように作り変えてもいい

私みたいに、周りに合わせることの出来ない人間ってのは、逆に言えば力強さを持ち合わせているってことの裏返しです

であれば、その力の強さを活かし、自分を変えるのではなく、周りの環境を変えて、自分が息をするように簡単に出来ることが重宝される世界を作るってのもありですね
 

例えばプロゲーマーの梅原大吾氏だって、ゲームしか出来なく、ゲームって後ろめたく役に立たないイメージをあったのを根本からひっくり返して、今はプロゲーマーなんて職業を確立させちゃってますし

昨日テレビに出てた飲食店の経営者のように「人としゃべれないから、宣伝する必要のないように飲食店を経営したってのも一つの手
 
  
もちろん、環境を変えるってのは容易な事では無いけど、もし成功した場合は自分は自然体でいるのに、それが最強って世界になるんですからね
 
別に世界規模で行わなくても、自分の周りだけでも本人がストレスの感じない幸せを作り出すことは可能では無いかと

 

梅原大吾氏の本2冊買って読んだけど、納得できたり共感できる部分が多くて良書!

 

っていうか、活躍出来ない場の方がおかしい可能性が

後、昨日の彼を見てて思ったのが「もしかしたらブラック企業に潰された可能性が・・・」って思いましたね
 

ブラック企業で働くのがダメ人間では無くダメ人間化するのがブラック
 
 
こんな風に、ブラックってのは人を壊すことが出来るので、人間の能力が滅茶苦茶落ちてしまうんですよね
 
私自身もなんでもない時は普通のように振る舞えますが、ブラックにいた時なんて単純な事が分からなくなるほど脳みそのスペックがガタ落ちでしたし・・・ 
 
 
よって、彼が無能と自覚をしていましたが、下手をすると一般の人間すら使いこなせない職場の方が無能という可能性もあります

 

終わりに

 今は没個性の時代になりつつあり、その枠から外れた人って無能扱いされる傾向にあると見てて感じます
 
昔であれば、没個性の枠組みからハズレた人も受け入れられる環境があったんでしょうけど、最近はその余裕が無くパイが減りつつあり、更にインターネットという情報の固まりみたいなモノのおかげで段々と表面化して来てる、と
  

私から見て、完全に無能って人間は殆どいないと見えてますし、無能って言われている人は環境が悪い場合がほとんどです
 
だから自分を嘆くのでは無く、環境を疑って、自分を責めるような事をしないで欲しいって思いますね
  
けれども自分の弱点を認知するってのは凄い勇気の要ることだと思うけど、認めちゃうとそこから別の道が見えてくるので、自覚すること自体は悪く無い
 
 
ですので、一つの場所で無能だとしても「ここでは無能かも知れないけど、もっと活躍できる場があるんだな」って気楽に構えて欲しいですね
 
 



 
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